Windowsの使い方/Windowsのファイル・フォルダ

すでにある同名ファイルを上書きしない(4ページ目)

複数のファイルを別フォルダにコピーする場合、コピー先にすでにある同名ファイルを上書きしないようにします。

執筆者:酒井 雄二郎

ファイルの指定が終了したら、マウスの右ボタンを押したまま右側のフォルダにドラッグ(右ドラッグ)します。右ボタンをはなすと、メニューが表示されますので、[ここにコピー]をクリックします。


ファイルのコピーや移動は通常のドラッグ(左ドラッグ)でも行うことができます。ただし、同一ドライブ内では移動、別ドライブ間ではコピーになりますので注意が必要です。

同じドラッグ操作でも、状況により結果が異なってしまいますので、ファイルをコピーするつもりが実際には移動されていた……ということもありえます。

これを避けるためには、コピーは[Ctrl]キーを押しながら、移動は[Shift]キーを押しながら左ドラッグします。

しかし、マウスとキーボードを同時に操作するのは混乱のもとですので、ここで解説した右ドラッグの方法をまずマスターしてください。
 

コピー先のフォルダにすでに同一名のファイルが存在する場合は、以下のダイアログボックスが表示されます。存在しないファイルだけをコピーしたいときは、[同じ処理を次の○個の競合に適用]ボックスをチェックし、[コピーしない]をクリックします。

以上の操作をすると、同一名のファイルは上書きコピーされません。また、新しくコピーされたファイルは、ブルーに表示されます。

【手順のまとめ】

 1)コピー元とコピー先のフォルダを開く。

 2)複数のファイルを指定する。

 3)ファイルを右ドラッグする。

 4)右ボタンをはなし、[ここにコピー]をクリックする。

 5)ダイアログボックスが表示されたら、
     [同じ処理を次の○個の競合に適用]ボックスをチェックする。

 6)[コピーしない]をクリックする。

【関連リンク】

UAC機能を一時的に無効にする(Vista)

Windows Vista 最初にする設定 1

Windows Vista 最初にする設定 2

Windows Vista 最初にする設定 3

(酒井雄二郎)

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