イギリス旅行のお金の準備と物価
イギリスの通貨には全て、エリザベス女王の肖像が |
イギリスはEU加盟国ですが、通貨はユーロではありません。イギリスの通貨は、英ポンド(British Pounds)。1ポンド以下の補助通貨の単位は「ペニー(penny) /複数形は ペンス(pence)」。1ポンド=100ペンス です。
お札の種類は、50、20、10、5ポンド の4種類ですが、50ポンド札は額が大きいため、あまり流通していません。少額の支払いには、できるだけ20ポンド以下のお札を使うとスムースです。
硬貨の種類は 2、1ポンド、と 50、20、10、5、2ペンス、1ペニーの7種類。種類は多いけれど、見た目と価値が比例しているので、あまり難しくはありません。
スコットランドの紙幣 |
街中は両替所が沢山。これはマークス&スペンサーのマーブル・アーチ店 |
都市部であれば、両替には困ることはありません。両替が可能なのは
・銀行や郵便局……「Bureau de Change」という表示がある支店のみ対応。レートは比較的良いけれど、営業時間が短いのが難点。(平日のみ、9時~4時ごろまで)
・両替商(Bureau de Change)……空港や大きな列車のターミナル駅のほか、街中にも。レートや手数料は業者によって異なりますが、トラベレックスやアメリカンエキスプレスなどの大手なら、レートもよく手数料も安いようです。
・大手デパートや、スーパーマーケットのマークス・アンド・スペンサー(Marks & Spencer)の大型店店内……手数料なしというところが多く、レートも比較的良いようです。営業は店舗の営業時間に準じます。
・大手ホテルのフロント……便利ですが、レートがあまり良くないようなので、利用するのは非常時のみが賢明でしょう。
クレジットカードは基本的にVISAかMasterが中心です。AMEXやJCBも使えますが、100%ではないので、VISAかMasterのいずれかを持っておくと安心です。ATM(またはキャッシング・マシーン)では、キャッシングも可能です。また、本人確認はサインではなく「PINコード」(=暗証番号)が主流なので、出発前にカード会社に確認を。
現金を沢山持ち歩きたくない、両替が面倒、という人は、海外でも使える国際キャッシュカードを作っておくと便利です。