イギリス/イギリス基本情報

イギリス旅行(基本情報・日本からのアクセス)(3ページ目)

イギリスってどんな国? 時差は? お金は? 治安はどうなの?ナドナド、初めてのイギリス旅行で知っておきたい基礎知識をまとめました。

朝霧 まや

執筆者:朝霧 まや

イギリスガイド

イギリス旅行のお金の準備と物価

イギリス通貨
イギリスの通貨には全て、エリザベス女王の肖像が
■イギリスの通貨
イギリスはEU加盟国ですが、通貨はユーロではありません。イギリスの通貨は、英ポンド(British Pounds)。1ポンド以下の補助通貨の単位は「ペニー(penny) /複数形は ペンス(pence)」。1ポンド=100ペンス です。

お札の種類は、50、20、10、5ポンド の4種類ですが、50ポンド札は額が大きいため、あまり流通していません。少額の支払いには、できるだけ20ポンド以下のお札を使うとスムースです。

硬貨の種類は 2、1ポンド、と 50、20、10、5、2ペンス、1ペニーの7種類。種類は多いけれど、見た目と価値が比例しているので、あまり難しくはありません。

スコットランド紙幣
スコットランドの紙幣
また、スコットランドや北アイルランドでは、それぞれ独自のお札を発行しています。イングランドで見るお札とは違うので驚くかもしれませんが、等価で流通しているので、イングランドのお金も問題なく使えます。ただ、その逆は時々使えないことがあるので、ご注意を。

 
M&S両替
街中は両替所が沢山。これはマークス&スペンサーのマーブル・アーチ店
■お金の準備と両替
都市部であれば、両替には困ることはありません。両替が可能なのは

・銀行や郵便局……「Bureau de Change」という表示がある支店のみ対応。レートは比較的良いけれど、営業時間が短いのが難点。(平日のみ、9時~4時ごろまで)

・両替商(Bureau de Change)……空港や大きな列車のターミナル駅のほか、街中にも。レートや手数料は業者によって異なりますが、トラベレックスアメリカンエキスプレスなどの大手なら、レートもよく手数料も安いようです。

・大手デパートや、スーパーマーケットのマークス・アンド・スペンサー(Marks & Spencer)の大型店店内……手数料なしというところが多く、レートも比較的良いようです。営業は店舗の営業時間に準じます。

・大手ホテルのフロント……便利ですが、レートがあまり良くないようなので、利用するのは非常時のみが賢明でしょう。

クレジットカードは基本的にVISAかMasterが中心です。AMEXやJCBも使えますが、100%ではないので、VISAかMasterのいずれかを持っておくと安心です。ATM(またはキャッシング・マシーン)では、キャッシングも可能です。また、本人確認はサインではなく「PINコード」(=暗証番号)が主流なので、出発前にカード会社に確認を。

現金を沢山持ち歩きたくない、両替が面倒、という人は、海外でも使える国際キャッシュカードを作っておくと便利です。
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