イギリス/イギリス基本情報

イギリス旅行(基本情報・日本からのアクセス)(5ページ目)

イギリスってどんな国? 時差は? お金は? 治安はどうなの?ナドナド、初めてのイギリス旅行で知っておきたい基礎知識をまとめました。

朝霧 まや

執筆者:朝霧 まや

イギリスガイド

イギリス国内の交通

キャブとバス
都市部は交通機関が充実。ロンドン名物のブラック・キャブは安心で頼れる存在です ©Britainonview / Damir Fabijanic
ロンドンやマンチェスターなどの大抵の都市では地下鉄、バスなどの公共交通機関が充実しています。タクシーも頻繁に走っているので、あまり不便を感じることはないでしょう。

コッツウォルズや湖水地方など田舎の村を回るなら、レンタカーがおすすめです。日本と同じ右ハンドル・左側通行なので、運転は比較的容易なはず。ただし都市部では一方通行が多く、ラウンドアバウト(ロータリー)の出入りに慣れるのには、多少時間がかかるかもしれません。

 

イギリスの治安

サウスバンク
人通りの多い場所ではスリや置き引きに注意! 混み合うカフェや駅、レストランなどのテラス席も要注意
凶器をつかった強盗や誘拐などの凶悪犯罪は比較的少ないですが、旅行者が最も気をつけるべきは、置き引きやスリ。貴重品は身体から離さない、バッグの口を開けっ放しにしないなど、基本的なことに気をつけていれば大丈夫ですが、旅行者はとかく狙われやすいもの。日本にいるとき以上に気をつけて。

夜間の治安も、夜11時ごろまでの人通りの多い繁華街なら、比較的安全です。ただし、人通りの少ない場所や怪しげな雰囲気の場所は、避けた方が無難です。普段、日本で行かないような場所、しないような事は、海外でも避けること。

また、確率は低いですが、テロが起きるの可能性もゼロではありません。出発前には外務省の海外安全情報ページで最新の状況を確認しましょう。

 

イギリスでのチップの習慣

日本人には慣れない、チップの習慣ですが、難しく考えることはありません。荷物を持ってもらったり、料理を運んでもらったり、という各種サービスに対する「心付け」なので、まさに、あなたの「キモチ」を渡せばいいのです。

チップの目安は、タクシーやレストランなら請求料金の10%前後。ホテルのポーターには荷物一つにつき1ポンド、ベッドメイキングに対しても、一日あたり1ポンドが目安です。

レストランでは、お勘定の際にすでに10%~12.5%のチップを自動的に上乗せして請求されることが増えてきました。お勘定をもらったときに「gratuities」 「service chaege」などの単語の横に小計(subtotal)の10%~12.5%程度が加算されていればチップも支払ったことになるので、追加で置く必要はありません。

イギリスのタバコとお酒のルールについて

禁煙サイン
タバコのルールに違反すると、50ポンドの罰金が科されます
■室内は全面的に禁煙
2007年7月以来、イギリスでは公共の屋内は全面的に禁煙です。喫煙は、屋外に設けられた喫煙所で。原則として、駅のプラットフォームやバス停も禁煙です。もちろん個人宅やホテルの客室(喫煙)ではタバコはOKです。歩きタバコについては今のところ規制はありませんが、吸い殻はきちんと吸い殻入れへ。

■お酒は18歳から
日本人は年齢よりも若く見られることが多いので、お酒を買うときやバーの入店時に、身分証明書の提出を求められることがあります。もし手元に身分証明書がない場合、「自分はそんな子供じゃない! 失礼な!」なんて怒ってしまうと逆効果。「そんなに若く見えるなんて、うれし~い!」と余裕を見せたほうが、うまくいきますよ。

若くみられがちな人は、面倒を避けるためにも、あらかじめパスポートのコピーなど、生年月日がすぐにわかる身分証明書を持っているとスムースです。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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