今回は、新しく追加されたアプリケーションを中心に、iPod touchの特徴を紹介しよう。
iPod touch 8GBモデル :36,800円(税込) 16GBモデル:48,800円(税込) 32GBモデル:59,800円(税込) ※価格はすべてApple Store価格です →Apple Store |
メールやノートの追加で、ますます活用範囲が広がった
今回のiPod touchには待望のメールソフトが追加された、GmailやYahooなどのWebベースのメールやPOPサーバー、IMAPサーバーにも接続できる。無線アクセスポイントを経由してインターネットに接続できる環境ならば、どこでもメール受信が可能だ。PDF、Microsoft Word、Microsoft Excel形式の添付ファイルの内容も確認できる。アカウントを追加する画面で「その他」を選べば、IMAP、POP、Exchangeサーバーなどのメール設定が可能<動画を見る> |
次に注目したいのが、「ノート」の追加である。これまではiPod touchを持ち歩いていても、インターネットに接続されていない場所では、音楽やビデオを再生するしかなかったのだが、「ノート」が追加されたことにより、ひらめいたアイデアや、忘れてはいけない約束事などを、すばやく書きとめることができるようになったのはうれしい。
ただし、パソコンと同期する機能はないため、To Doや備忘録をパソコンに移したい場合は、インターネットに接続できる環境まで移動して、メールで自分のアドレス宛に送信するしかない。
なお、項目を追加したり、削除したりするときに表示されるエフェクトはとても楽しいものなので、ぜひ見てほしい。
ノートのアニメーションは昔なつかしい「Newton MessagePad」によく似ている<動画で見る> |
少し特殊なiPod touchの日本語入力
iPod touchの日本語入力では、携帯電話によく見られる予測変換方式だ。文字を入力する画面になると自動的に表示されるキーボードで、左下の地球儀のアイコンをクリックすることで、日本語入力と英数字入力に切り替えて使用する。パソコンのように連文節変換が行えないため、うまく変換できない場合は、短い単語に切り分けて入力してやる必要があるが、コツさえつかめばスラスラ入力できるようになるだろう。
ソフトウェアキーボードなので、確実に目的のキーを押すことは難しいが、指で押さえてからポップアップされる文字が確認できるため、間違っている場合はスライドして正しい文字に合わせてから指を離すようにすることで、誤入力を未然に防ぐことができる<動画で見る> |