バリ島ホテルの選び方・予約の仕方(2ページ目)

カップルでおこもりするならヴィラへ

ヴィラによってはプライベートプールが温水になるザ・カヤナ

バリ島の醍醐味ともいえるのが、ヴィラ。傾向としては、石塀などで囲まれた離れスタイルで、プライベートプール付き。オープンな造りのリビング＆ダイニングにはキッチンがしつらえてあり、デリやスーパーマーケットで食材を仕入れ、自炊をすることもできます。朝食は、スタッフがこのキッチンで作ってくれ、できたてを部屋の中でいただけます。また、憧れの天蓋付きベッドも多い傾向。デザインは大きく分けて2タイプがあり、昔ながらの伝統的なスタイルと、無駄を削ぎ落としたシンプルモダン。ビーチリゾートに描く、憧れの要素が詰まっているのがヴィラなのです。

ここ数年はレセプションやレストランを併設したヴィラも増え、サービスもホテル級とはいかないまでも、充実してきました。ただし、日本語スタッフがいるところは限られています。

ヴィラが集中しているエリアは、スミニャック。近隣には各種レストランや欧米デザイナーが手掛ける雑貨ショップやブティックも充実しています。また、ヌサドゥアやジンバランの大型豪華ホテルにも、ヴィラ形式のお部屋を持つところもあります。

100米ドル以下でもバリ島ならば、快適ステイ

100米ドルでも雰囲気のあるお宿に泊まれるのがバリ島の強み。こちらはデサムダ

物価が安いバリ島では100米ドルでも、かなりステキなお宿に滞在できます。最新のデザインリゾート系とまではいかなくても、木彫りのレリーフを施した伝統的なデザインだったり、清潔感のあるお部屋だったり。しかも、バリ島での宿泊料金は1室単位。なので、二人で100米ドルのお宿に泊まれば、一人負担は5000円程度でお値打ちな滞在ができるのです。

たとえば女性二人旅なら、カップルでのステイで求めるようなすごくロマンティックでなくても、充分納得がいくのでは？ 宿泊料金が浮いた分、ショッピングやスパに投資するというのも、ありでしょう。

100米ドルのお値打ち宿を探すならば、クタやレギャン、老舗リゾート地のサヌール、またはウブドでも見つかるでしょう。

二度目のグループやファミリーならレンタルハウスはいかが？

サヌールにあるレンタルハウス、ザ・イラン・イラン

レンタルハウスとは、貸別荘のように一軒家を貸し切るスタイル。オーナーが管理会社に別荘を託し、自分達が使わない時などに貸し出すシステムです。

2～4ベッドルームなど部屋数が多く、グループやファミリーでの利用におすすめです。しかも、豪邸！ 大きなお庭でウエディングパーティを開いたり、ガムランの楽団を呼んだりすることができるのも、レンタルハウスの醍醐味です。そしてオーナーのセンスが光る調度品を愛でるのも、楽しみ。

ただし一軒家ですので、レセプションはありませんし、シェフやメイドさんなどスタッフに指示を出す程度の英語力が必要です。食事は、自炊もできますし（欲しい食材を別料金で購入しておいてもらうことも）、シェフに調理してもらうことも（別料金）もできます。

レンタルハウスは日本で手配できます。ザ・バカンス・ドットコムでは、街中からオンザビーチまで多数の物件を扱っています。