文字コードをUTF-8 で統一する
Mac OS X のアドレスブックにインポートするとき、vCard がどのような内容でも文字化けを発生させないようにするには、vCard の文字コードを Unicode (UTF-8)に統一すればよいのです。
しかし、Windows の Outlook Express からエクスポートした vCard は文字コードが SHIFT JIS であるため、なんらかのツールを利用して文字コードを UTF-8に変換し、ファイルを保存し直してやる必要があります。
【Mac OS X のアドレスブックの設定をUTF-8にする】
vCard の文字コードを UTF-8 に統一しますから、アドレスブックの環境設定で、「vCard のフォーマット」は 2.1 - UTF-8 にしておきます。
【ファイルの文字コードをUTF-8に変更する方法(2種類)】
[方法A] Mac OS X 標準添付のアプリケーション「テキストエディット」を使って「標準テキストのエンコーディング:Unicode(UTF-8)」で保存し直す。
-- > 簡単ですが、やはり手間がかかります。使用するテキストエディタは文字コードが変換可能であれば、「テキストエディット」でなくてもかまいません。
[方法B]「vCard コンバータ 」を使って一括コンバートを行う。
-- > 私が作った vCard コンバータ を使って、vCard のファイルをすべて UTF-8 で統一してください。コンバートした vCard はそのまま アドレスブックに登録可能になります。具体的な使い方はソフトをダウンロードして、添付書類をご確認ください。(Mac OS X 10.3 以降対応)
※ Mac OS X のアドレスブック用に変換するときは、UTF-8 を選びます。
※vCard コンバータは、Mac OS X のターミナルで、「iconv -f SHIFT_JIS -t UTF8 '元ファイル' > '書き出し先'」というコマンドをファイル毎に実行しているだけです。ソースコードに興味がある人は、vCard コンバータをダウンロードして、「スクリプトエディタ」で開いてください。
文字コードが変換できたら、変換後の vCard ファイルを複数選択して、アドレスブックのウインドウに、すべてドラッグ&ドロップすればインポートは完了です。
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