Windows から Mac OS X へ環境を移行するとき、問題となるのは、メールデータやブックマーク、またはアドレス帳のデータです。

メールデータやブックマークの移行方法は前回ご紹介 しましたが、今回は Windows の「アドレス帳」のデータを Mac OS X のアドレスブックへ移行する方法をご紹介しましょう。

vCard 形式は共通の規格


 

※ Mac OS X 上での vCard の
アイコン
拡張子は .vcf

アドレス帳に含まれる個人データは “vCard形式” とよばれる形式のデータでやりとりするのが一般的です。
vCard には、個人の名前や住所、メールアドレスなどが登録できます。

最近よく見かけるのは、企業間のメールのやりとりに vCard を添付している例です。
こういうふうに vCard を使うと、メールを受け取った人が、その vCard をダブルクリックするだけで簡単に個人データをアドレス帳に登録できるため、後でメールを送りたい場合や、住所を確認したいときに便利です。

Mac OS X の「アドレスブック」も、この vCard 形式 に対応していますので、基本的にはWindows であろうと、Linux であろうと、vCard 形式でアドレス帳がエクスポート(書き出し)が可能なソフトを使えば、データの移行が可能です。
もし、ご利用の メールソフトが vCard 形式に対応していない場合、いったんCSV形式などでエクスポートして、Outlook Express に取り込むと良いでしょう。

【Windows の Outlook Express から vCard を取り出す】

(任意のフォルダに ドラッグ & ドロップ)

Windows ならば Outlook Express のアドレス帳でアドレスを複数選択して、ドラッグ&ドロップすれば、たくさんのアドレスを一度に vCard 形式にエクスポートできます。


しかし、Windows の アドレス帳 からエクスポートした vCard を そのまま Mac OS X のアドレスブックへインポートすると、うまくインポートできなかったり、日本語が文字化けしてしまったりするケースがあるのです。

この記事では、正しくインポートするためのアドレスブックの設定方法や、文字化けの修復方法などを解説します。

> (次のページ)アドレスブックの設定と文字化けするケースなどの説明