動作環境の確認
「読んde!!ココ」シリーズは、画像データを文字に変換するソフトですので、デジカメやスキャナなど、紙の内容を高解像度の画像データに変換できる、なんらかの周辺機器が必要です。特に「スキャナ」を使えば、自動実行により画像取り込みと変換が連続して行えるため、より便利に利用できます。
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記事作成には、TWAIN 対応のスキャナ搭載の オール・イン・ワン プリンタ HP Photosmart 2710 (*1)を使用しましたが、TWAIN 対応のスキャナであれば、基本的に なんでも使えると思います。
(*1)このプリンタに付属する「HP スキャン」ソフトウェアでは、使用中にダイアログのボタンが押せなくなることがあるので、その現象が発生した場合は、一度 Finder に切り替えて戻ってください。
初期の設定
「読んde!!ココ」のインストール方法等は、付属のマニュアルなどを見ていただくとして、ここでは初期の設定などを見てみましょう。
Mac OS X の場合、インストール実行後は、ホームフォルダの中にある アプリケーション フォルダに「読んde!!ココ」というフォルダができています。そのなかにある、「読んde!!ココ」(下図)をダブルクリックしてソフトウェアを起動します。
↑ Mac OS X 版 のアイコン、 意外とカワイイ(笑)
ソフトウェアが起動したら、まず最初に環境設定を行いましょう。「ファイル - スキャナの選択…」から、利用するスキャナを選択します。もしここに何も出てこなければ、スキャナドライバがインストールできていませんので、各スキャナ機器の付属CD-ROMなどからドライバ(あるいはプリンタドライバ)をインストールしてください。
使用するスキャナをクリックして OK ボタンを押します。
あとは、必要に応じて、「読んde!!ココ - 環境設定…」メニューから各種環境設定を行っておきます。
スキャナを利用した読み取り
環境が準備できたら、あとはスキャナに原稿をセットして、「自動実行」ボタンを押します。スキャナの操作画面により原稿の読み取りを行ったあと、自動的に認識処理が実行され、結果が画面に表示されます。
【自動実行ボタン】
※右側の↓ボタンを押すと、ボタンの機能を切り替えできます。
自動実行では、複数の原稿を連続して読み取ることを想定していますので、読み取りが完了しても、再びスキャナの操作画面が出てきます。途中でやめたい場合は、スキャナの操作画面を閉じるなどして、読み取りをキャンセルしてください。
この「自動実行」の一連の動作は「オプション - 自動実行動作設定…」で変更できます。
※[1]画像の読み込み の対象をファイルにすれば、画像ファイルから取り込みできます。
詳しい操作方法はヘルプかマニュアルをご覧ください。
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