(まとめ)「宛名職人Ver.12」の良い点・悪い点
今回は、新機能ではなく全体的な使い方を中心に紹介してきました。
新しいソフトというのは新機能ばかりに目がとらわれがちですが、本当は、そのソフトにおいて基本となる機能の品質というのが一番大事なんです。
最後に、私がこのソフトを全体的に評価してみて良いと思った点と、悪いと思った点をまとめてみました。もちろん、このような評価は個人によって異なるものですから、あくまで参考程度のものとしてとらえてください。
【良い点】
- 住所録の絞り込みなどが簡単に行える。「パパ用」「ママ用」「子供用」というように区別して一つの住所録で管理可能。
※各住所を分類するには「グループ」に分類するための言葉を入れておく方法が便利。
※抽出条件設定画面
- 「カード編集」画面が見やすい。また「ウインドウ - 住所録の設定」から表示するアイテムを必要なものだけに絞り込むことが可能。各アイテムは command + 1 ~ 8 のキーボードショートカットでも簡単にアクセスできる。
※カード編集画面
- インターネットからいろんなテンプレートが取得できる。ダウンロードサービスから選択してダウンロードすることも可能。コンテンツCD-ROMなどを持ち歩くのは結構大変なので、こういうサービスを一年通して利用できるのは便利。
※裏面デザインで「ダウンロードサービスから選択」を選んだところ
【悪い点】
- 連名の入力など、ソフト全般でリスト項目を編集するときの操作性があまり良くない。
- 宛名面や裏面の用紙設定が書類ファイルに保存されない。(作業中の設定は保持される)
- 上書保存のキーボードショートカットが command + shift + s になっており、他のMac製品と異なるため、勘違いをしてしまう。
……というわけで、「宛名職人 Ver.12」はいかがだったでしょうか?パソコンで年賀状を作るだけなら、別にワープロでもかまわないのですが、宛名職人なら、特殊な住所録の管理など、年賀状ソフトならではの機能が使えます。
年賀状制作では送る相手によって裏面のデザインを変更したりしなければなりませんから、そういった管理が可能な宛名職人は「買っておいても損のないソフト」だと思います。
(2004年12月3日 木下幹司)
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