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宛名職人Ver.12の使い方(4ページ目)

「宛名職人Ver.12の使い方」と題して、宛名職人を便利に使うためのテクニックをご紹介しましょう。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド


●絞り込み時のプリントテクニック(印刷するカードを間違えないで!)
このソフトに慣れてくると、宛名印刷の時は絞り込みしてから印刷をすることが多くなると思います。しかし、プリント設定の初期値は「すべてのカード」を印刷する設定なのでそのまま印刷すると絞り込んだ状態を無視してすべての住所が印刷されてしまいます。
このように絞り込み状態を利用して印刷するには、印刷時に「一覧表示中のカード」または「選択中のカード」に変更しなければなりません。


また、この設定は「環境設定 - その他」で初期条件を変更することが可能になっていますから、お好みの設定に変えておきましょう。



その他のテクニック


●ふちなし印刷のはみ出し量を自分で調整する
最新のプリンタをもっているならば、裏面の印刷は“ふちなし印刷”が基本ですね。EPSONやCanonのプリンタなら、ふちなし印刷のはみ出し量を変更できますが、日本HPのプリンタなど、調整ができないタイプもあるので、そういう場合には用紙設定の「拡大縮小」で倍率を変更しましょう。

HPプリンタのふちなし印刷の場合は左上(横置きの場合は左下)を規準に104%に拡大されますので、97~98%に設定するとうまく調整できます。何度かテスト印刷を試して最適な数値を決めてください。



●自動両面印刷の注意点
ファイル - プリントを選ぶと、印刷の設定のためのダイアログが表示されます。ここで、「宛名面の印刷」と「裏面の印刷」両方にチェックを入れると、宛名面と裏面がまとめて印刷できます。
このとき、自動両面印刷が可能なプリンタ(例:HP Photosmart 2710など)を利用し、プリンタの設定も両面印刷を行うよう指定すれば、自動両面印刷が可能です。


ただし、注意しなければならないのは、用紙セットの方法です。どのようなモードから印刷した場合も「宛名面」が印刷されてから「裏面」が印刷されますから、最初に宛名面が印刷されるように用紙をセットしてください。

また、Mac OS X のバージョンによっては「用紙処理」で「ページの順番を逆にする」が初期値でオンになっているので、これをオフにして印刷するのを忘れないでください。でないと、最後のページから印刷されてしまうので、正しい印刷ができません。


Mac OS X 10.2 以降、この設定が初期値です。オフにしましょう!

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