温泉/甲信越の温泉

飯田周辺の温泉9ヶ所 つるつるの温泉(2ページ目)

飯田周辺の温泉はアルカリ性が高くどこもPH10.以上で驚く。つるつるの泉質で存在感はある。小川の湯温泉、医泉寺温泉、松尾水神温泉、殿岡温泉、久米川温泉、昼神温泉など南信州の温泉9ヶ所のレポート

執筆者:郡司 勇

 4松尾水神温泉  ほっ湯アップル


1. アルカリ性単純泉 39.6度
2. 循環 つるつるやや強し
3. PH 10.1 OH 2.3
4. CO3 38.4 HS 1.1


松尾1
新築の温泉センター


天竜川の飯田市街寄りにある温泉センター。プールも付属している大規模な施設である。しかし温泉はなかなか良かった。39.6度のアルカリ性単純泉で総計316.2mgと薄い成分のものであるがアルカリ性の元、水酸イオン2.3mg 硫化水素イオン1.1mg 陰イオンの成分は炭酸イオン(38.4mg)とメタ珪酸イオン(47.9mg)がほとんどである。

松尾2
タイル貼りの大きな内湯


使い方が良いのか硫黄臭が残り透明、少たまご味、弱硫黄臭であった。循環、加温であるが毎朝全量入れ替えているという。殺菌はなしである。

松尾3
石組の露天風呂


四角い内湯と石組の露天風呂という一般的な配置ながら湯が良く印象に残った。さらにつるつるの感触はやや強しで気持ちの良い入浴感である。


松尾水神温泉  ほっ湯アップル
長野県飯田市松尾明7513-3
TEL  0265-56-6767 
大人400円 
午前11時から午後9時まで 
休業 第2・4月曜 (祝日の場合は営業)
  • 松尾水神温泉  ほっ湯アップル

     5湯元殿岡温泉 湯~眠 


    1. アルカリ性単純泉 33度
    2. PH 10.1 総計 267.1
    3. HCO3 0 CO3 67.2 
    4. 透明、少甘味、無臭 循環



    殿岡1
    大きなホテル建築の外観


    飯田市にあるビル建築の温泉ホテル。ビジネス利用も多そうだ。33度のアルカリ性単純泉で総計267mgの温泉である。この地域全体に見られる成分総量の薄い温泉で陰イオンの主成分が炭酸イオンのものである。

    殿岡2
    大きな内湯はオーバーフローがある


    水酸イオン(OH)も1.7mg含有し10.1と高いアルカリ度になっている。加温、循環、殺菌で特に露天風呂は循環が激しくドブのような匂いになっていた。危ない温泉である。

    殿岡3
    露天風呂の浴槽


    内湯はオーバーフローを採っており、それほどでもなく透明、少甘味、無臭と観察した。低温風呂がありこちらは循環ではあるが、弱い加熱とオーバーフローで比較的新鮮であった。

    殿岡4
    舟の浴槽もある


    湯の感触は強くもない弱くもない、一般的なつるつるであった。


    湯元殿岡温泉 湯~眠 
    〒395-0153 長野県飯田市上殿岡628番地 
    TEL 0265(28)1111 
    【営業時間】24時間営業
    定休日 なし
    【料  金】700円
  • 湯元殿岡温泉 湯~眠

    次は水廉堂温泉と強いアルカリ性の久米川温泉
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