乳頭温泉郷、八幡平、鳴子の温泉巡り6
東北の温泉めぐりをしました。有名処は初期の頃に訪問していたので、ほとんど再訪です。しかし強力な温泉が並んでいるので楽しい地域です。乳頭温泉郷や玉川温泉、八幡平温泉郷の藤七、蒸けの湯、松川、御在所、秋の宮、鬼首、鳴子、中山平、赤倉、銀山など日本屈指の温泉が続出です。
珠玉の名宿、秋の宮温泉「稲住温泉」と「鷹の湯」。秘湯、鬼首温泉の野湯「湯の川」のレポート
1 秋の宮温泉 稲住旅館 雨のため茶色に濁っていた。素晴らしい宿
宿泊
大広間と会議室の外観 |
稲住温泉は荒湯近くの源泉より引かれた綺麗なものであるが、宿の風情が良く泊まりで訪問した。
風雅なエントランス |
大広間と会議室および離れの4室のみ有名建築家の作品でそのほかは同じような意匠で建築されている。白井成一という建築家の作品でノアビルや渋谷の松涛美術館などを手がけた人で、私の好きな建築家である。
会議室入口の内装 |
離れは茶室のような凝った造りで素晴らしいが一人客なので一般室に案内された。それでも広々とした廊下や室内で気持ちのよいものである。
掛け流しの大内湯 |
浴室は露天風呂の付属した大内湯とひょうたん風呂、3つの桶の露天風呂があるほか、家族風呂が2つある。各室にも内湯がついており弱く掛け流しで湯が入れ放しである。
大浴場の豊富な掛け流し量 |
夕方は大浴場が男風呂である。いつもは透明、無味、無臭の綺麗な湯であるが、源泉が小さな湯沼とのことで雨のために薄茶色に濁っていた。大量の掛け流しで浴槽の縁から湯が溢れ排水口に渦を巻いて流れ去っている。湯量豊富である。
大浴場に付属の露天風呂 |
家族風呂にも入ったが一人用の小さな浴槽で入った分だけ溢れる。瀟洒な小判型の浴槽である。翌日はひょうたん風呂と露天風呂に付属した3つの桶風呂のほうである。共に掛け流しである。
小判型の家族湯 |
四角い浴槽の家族湯 |
翌日も残念ながら雨で湯の色は依然と茶色に濁っていた。総計108mgの清澄な単純泉で90度である。引き湯のうち温度が下がるので加水ではないとのこと。
小浴場はひょうたん風呂 |
3つの桶風呂 |
次に続く