4 作並温泉 作並ホテル神の湯
天然岩の神の湯の内湯 |
天然岩の内湯があった
夜の散歩がてら隣の作並ホテルに入浴した。岩松が渓流に沿った4つもの源泉を持ち、隣が大きなホテルの一の坊で、その中間には必ず良い湯が湧出しているであろうと訪問した。夜分に岩松のゆかたを着て湯巡りをするのには根性が必要であるが、なんとか入浴させていただいた。男湯の浴槽を一目みて感動した。浴槽の底は天然岩で刳り貫き浴槽である。そこに河原から引いた源泉を横から入れていた。湯口には四万温泉にもある、芒硝系の白い析出物が固着し雰囲気を盛り上げていた。作並温泉一般の食塩芒硝系の48.5度の単純泉が掛け流しで利用され感触は岩松と同じく透明、少苦味、無臭である。女湯も見学させていただいたが露天風呂付きでやはり掛け流しでよかった。
5 作並温泉 一の坊
大きなホテルの一の坊も掛け流しで大きな露天風呂があった。深い「立ち湯」という浴槽もある。渓流に沿いにあり源流露天風呂と銘打っている。曲がりくねった渓谷のために隣の旅館が見えず、深山幽谷の雰囲気が出ている。夜景もよいが昼に再訪してみたい。また内湯は丸子の湯と言い、法師温泉のように太い丸太を掛け渡したもので湯まくらと呼んでいた。ほかには山側に鹿覗きの湯がある。平日なのにヨーロッパ系の外国人の客が多く日本人は私一人であった。NaCa-SO4,Clでこの湯も正苦味泉ではなかった。
※この記事に書かれている情報は2003年11月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
*福島特集*