湯が良いのがまず第一ですが。さらに食事も感動したのは以下の3つです。別府鉄輪温泉風月ハモンド(大分県)、標茶温泉味幸園(北海道)、仙仁温泉(長野県)です。
1 別府鉄輪温泉風月ハモンド(大分県)
噴気に包まれた別府の中でも最も激しい噴気の鉄輪(かんなわ)温泉は温泉好きには興奮してワクワクする素晴らしい温泉地です。渋の湯や熱の湯、谷の湯などの共同湯もあり地獄巡りもあります。
さて、ここでは噴気を利用して地獄蒸しなる調理が名物ですが料理の素材の持つ旨みが、高温の噴気で蒸すため、閉じ込められたいへん美味です。自炊の貸間旅館も多いですがここに泊まれば山海の珍味の地獄蒸しが食べられます。
2 標茶温泉味幸園(北海道)
小さな民宿風の温泉で釧路湿原の近くにあります。ここは良好なモール泉で褐色で鉱物臭のあるものです。食事は鹿鍋で良かったです。お決まりのコース料理が並ぶよりも肉のたくさんある鍋一つというのがずっとよいと思いました。
3 仙仁温泉(長野県)
人気のある宿でいつも予約が一杯です。というのも理解できる温泉です。温泉がよい、料理が美味い、宿の風情が良い接客がよいと完璧な宿です。記憶に残っているのは川魚の杉の葉焼きです。新鮮な杉の葉の中で魚を焼くのですが、匂いが良くすばらしい風味でした。ステーキの石焼きも美味でした。温泉は天然洞窟風呂で奥から自噴している珍しいものです。