温泉/東北の温泉

湯の花温泉,古町温泉,山口温泉,弥五島 福島の湯2

岩瀬湯本から南会津へ向かいました。湯の花温泉は共同湯巡りをして、古町温泉、山口温泉へと廻りました。

執筆者:郡司 勇




7新湯本温泉  川畔
釣り橋を渡っていくロケーションは抜群に良く快晴で暖かい。連休の南会津は桃源郷のように美しい。雪解けの水と淡い緑色の新芽、聞こえる音といえば鳥の声のみ、これはより静寂を感じる。宿は新しく瀟洒であるが湯は個性なし、湯本の引き湯とのことであるが加水なのか?

8弥五島温泉 郷の湯
期待できる外観ながら湯量少ないため循環で残念。45.2度の単純泉。総計198 Na46.3 陽計 49.2 HCO3 86.8 CO3 18.1 陰計112という純重曹系であるが弱いつるつるのみ。

9湯の花温泉 石の湯
川が美しい、日本のふるさとの原風景はこんな感じではないかと思っている。大石の下より自噴の塩化物泉。55度 透明、ほぼ無味、微硫黄臭は残っていた。熱い湯で加水しないと入れないのは残念。湯の花温泉の共同湯で唯一古いまま残っているが、ここも改修の予定ありとのことで時間の問題のようだ。2グラムくらいの弱食塩泉と推測。

10湯の花温泉  天神湯
単純泉 60度 昔の天神湯の雰囲気が好きであったが新築なった。湯は同じと思う。

11湯の花温泉  弘法の湯
見学、洗顔のみ、ここは以前を知りませんが。共同湯として一般的に見れば良いほうなのだろう。天神湯と同じ湯と推測。

12 湯の花温泉 湯端の湯
1グラムを少し超えているのであろう、塩化物泉との表記 56.4度 透明、弱塩味、無臭。記憶がうすいがここは混浴のコンクリート浴槽1つだったような気がする。今は男女に分かれていた。隣の清滝も木組の繊細な格子を思わせる木造旅館であったが新建材での改修で面的な閉塞感が勝り、雰囲気が変わってしまっていた。

13古町温泉
ここは通ったら寄らなければならないと再訪。総計15181の食塩泉Fe6.3が良くでているのか露天は赤褐色になっている。しかしこの赤い湯は新鮮ではなくここの真髄は内湯である。配管より炭酸と共に間欠的に出ているのが良い。内湯はまだ透明で、強い塩味+苦味、鉱物臭。といったもので析出物もまあまあ多い。

14山口温泉 共同湯
好きな湯である。食塩泉であるが重曹を多量に含み硫酸塩も多い。総計10940の多量掛け流しは感動的である。Fe23 とMg77 HS 0.5 Br11.3 などの個性的含有物で薄濁り、塩甘味、薬臭多しになっている。この匂いが良いのである。
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