12.十勝川温泉 雨宮館
総計1523の含重曹食塩泉、(雨宮泉)と総計803の単純泉(純重曹系)(笹井、町営2号、共同3号泉混合)の2本を持つ。内湯と露天で色が違いその他は同じ感触。内湯 深緑色、露天 赤褐色(紅茶色)。渋味、淡い鉱物臭(芳香に近い)十勝川の温泉はじわりと存在感を主張しています。色、匂いからであろうが浴室のドアを開くと、あなたが来るのをお待ちしてました。と言っている様に感じる。入ると、味と弱いがつるつる感で歓迎される。この後7湯はみなモール系の同様な浴感であるがあとは使われ方の差であると思う。
13.下士幌温泉(仮称) 松田樹生園
ログハウスの六角形の内湯、露天は夏のみの模様。掛け流しでやや多い泡付き無料開放施設のためか、私の行った時のみかもしれないが?脱衣場濡れ濡れ、浴室内べとつき、洗い場ぬるぬるの気持ち悪さが残念。泉質は十勝川とほぼ同系。
14. 木野温泉
50.4度の食塩泉 毎分240リットルの掛け流しの湯 スーパー銭湯系であるが湯は良い。一級のモール泉と観察。黒褐色透明、少鉱物味、芳香あり。ここでの特記はこの後のボストンと並び芳香が強く時間が迫っていたが思わず長湯してしまった。
15. 帯広市内温泉 ホテルボストン
46.8度の単純泉 総計477 毎分320リットル ここは良い湯だ。ものすごい泡付きでつるつる強し、湯の入れ方が下からなので、かき混ぜられずに源泉直接となっているのが非常に良いのである。井戸は玄関前のマンホール、偶然見えたので立ち寄ったが良い湯を発見できた。ここの源泉は帯広でも老舗で57年の掘削。現在市内に28箇所湧いたがそのなかでも一番古いとの事。ここの湯を見てほかも一斉に掘り出したそうだ。(主人談) 1870メートルの深さに驚く。さて湯は黒褐色透明で鉱物苦味で芳香強しといった観察。鮮度がよい証拠にかき混ぜると微細泡が発生しまっしろになる。裏口からホテルとは別に銭湯営業もしている。感動的な湯。
16.アサヒ湯
銭湯であるが、ここもボストンと同じく下から湯を入れているので同じ体験ができる。分析表をくらべるとボストンとほぼ同じである、491mgの単純線で Na 130(130) Cl 61.6(67.6) HCO3 214(194)HS 1.0(1.2)CO3 19.2(21.6)括弧はボストンというまったく普通のもの。しかし存在感はあり、そうとう良い。ここも同様に掛け流し、泡付き、たまご味と揃っている。帯広は温泉都市と認識する。
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