釧路と帯広の温泉を廻りました。釧路空港を15時に出発したので第1湯は17時になってしまった。北海道は広い第1湯の別海まで130キロ弱であった。
1.別海温泉 清の湯
別海町は日本の東のはて根室の近く、あまりに広い北海道の大平原に位置します。別海温泉は市街地の中にある銭湯ですが、その泉質が素晴らしく、また浴槽では39.5度という温度です。北海道では最適な温度です。ここの湯は個性的です、そして素晴らしい温泉のもつ条件をすべて持っています。それは以下の5つですが驚くことにどれも極上のレベルです。
?湯量豊富な洗い場全体に流れ去る掛け流しの湯です、
?新鮮な湯の特徴である泡付きそれも凄い量で湯口は
微細な気泡で白濁しています。
?温泉の鉱物的な匂いと弱い臭素の匂いも併せ持つ
芳香です。
? 体感上一番の記憶に残るつるつる感があります。
?柔らかい琥珀色の湯の色です。
これらをすべて味わえる湯としてこの温泉を強く推薦します。
成分的には総計で6217mgと等調性(8000~10000)に近い物で、食塩泉ですが土類や重曹も含んでいる良好なものです。また先の鉱物的な匂いはモール系のものであり最も濃いモール泉とも言えます。時間がたってもこの興奮があるので100点満点としたい。
番外 別海温泉ホテルに行くが沸かしてないとのこと
源泉を触るだけも駄目で未湯。
2. 霧多布温泉 ゆうゆ
食塩泉34.4度 1387mg Na502 Fe 16.2 Ca14.8 CL 761 Co3 18 透明、少塩味、無臭(弱い塩素)センター系の施設で期待しないで行くが弱いが浴感はある。霧多布の丘の上の施設街をながめる立地。露天は温泉を入れていないと思う。
3. 湿原温泉 鶴の家
食塩泉 44度 薄褐色透明、強い苦味+弱いたまご味、鉱物臭(モール臭)総計5461mgのモール泉 ここもかなり良い掛け流しのステンレス浴槽が3つ並列にならびどんどん湯が溢れている。しかし浴室全体の雰囲気は満点に近いもので感動的、シンメトリーの効果+並列浴槽というものが素晴らしさを付加している。
4. 山花温泉
北海道はやはり温泉についても豪快だ。清の湯が420リットル、湿原が330リットル、ここが600リットルと湯量が多い。42. 7度の強食塩泉 総計28390mg 透明、強い塩から味、無臭、センター系施設。内湯は加水循環でやはりセンター系はだめかと露天にいくとおそらく源泉の濃さ。久しぶりに身体がピリピリした。濃い食塩泉の一部でこんな体感がある。自称海水の4倍の濃さというがこれはおおげさ。 28グラムならば1.1倍ですね
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