温泉/中国地方の温泉

広島と山陰の湯1

山陰には良い湯がたくさんあります。温泉津や三瓶、小屋原、湯抱などですが今回は山口を中心として廻ってみました。

執筆者:郡司 勇


夏休みは広島空港から日本海を目指し徳山に帰ってくる27時間でした。当初石見空港着発で考えましたが片道32500円もするので広島にしました。
なんとJAL171は割引で11000円で新幹線よりも安く良いです。

8月20日
1  善入寺温泉スタンド
放射能泉、総計118の温泉スタンド。掲示の分析表によると温度が25度にても規定に入るが、ラドンの48.2MEにて規定。広島空港近くの施設。
透明、微たまご味、無臭。痕跡のたまご味が救いである。

2  千代田温泉
以前休業日で入れなかった湯。近くの養老が個性なしでしたので期待しないで入るがなかなか良い分析表以上の個性を発揮していて好感する。
加熱だが源泉も足せる。放射能泉 17度 31.9ME 陽イオン49.5 陰イオン 146
CO2 132.1 総計361 Fe 0.9 黄色褐色(30センチ)、渋味、土類臭あり。

3  龍温泉
単純弱Rn泉 8.97ME 総計150.8 大きめなホテル。透明、無味、無臭 個性なし。 

4  田原温泉
Rn泉 56.9ME 総計103.1 5000年風呂なる施設。旧小学校の改築。 特記なし。

5  Y源泉
山奥の源泉土管のみ。透明、無味、無臭。昔は湯治場があったらしい。車の両サイドを草に擦りながら細い道を行く。秘湯であるが個性なし。

6  おおあさ寒曳温泉 
Rn泉 16.4Me スキー場のセンターハウス 湯は特記なし。

7  おおあさ鳴滝温泉
Rn泉 22.9ME 透明、無味、無臭 微やわらかい湯

8  断魚渓温泉  いわみ荘
透明、弱渋味、無臭 小浴場のみ湯が入っていた。

9  上津井温泉 まこと屋
含砒素重炭酸土類食塩泉。赤褐色、食塩炭酸味+重曹甘味、土類臭。
山陰に来たなと思わせる、土類と重曹、炭酸の豊富な湯小さな宿の清潔なちいさな
浴槽に濃厚な湯があった。温度不明、鉱泉だと思われる。

10  風の国温泉
アル単 27度 透明、微甘味、無臭 弱いすべすべあり。池に面す一般的
日帰り温泉施設。

11  湯屋温泉
単純弱Rn冷鉱泉 21度 透明、無味、無臭 木造のちいさな施設。雰囲気は
良いのだが。湯はハズレ

12  伊木温泉
10. 9度 の単純酸性泉か?pH4.0 総計90 Fe 3.9 SO4 29の緑礬系であるが水素イオンの量が記入されていないため。規定外かもしれない。しかし少酸味と
鉄(金気)臭はあり源泉をどんどん使っているので個性はでている。ポリバスの秘湯的イメージはあるが多くの雑誌で紹介済み。

13 美都温泉
アル単泉 33.5度 総計734 透明、少甘味、重曹湯の香。純重曹系でCO3 も26.8と比較的多いので、つるつるやや強しの浴感となっていて好感、掛け流しでセンター系としては良いと思う。

14 大谷温泉
Fe、Al、Ca-SO4泉 12度 Fe150 Al 42の緑礬泉。一般浴槽は温泉でなく奥の療養湯のみ温泉。源泉からバケツでいれるという原始的方式。弱い褐色、渋味+明礬酸味、無臭濃い時の源泉をペットボトルにいただいたがこれは強烈。毒沢、内津に匹敵した。トロッとした褐色の強渋味である。おかみさんの話だと年に数回濃いときがあるとのこと、黒いパイプからの今日の源泉はずっと薄かった。ここの特記は新分類にあって実際は珍しい含銅泉であることだ Cu 1.3は徳島の一部と青森以外で久しぶりに見つけた。

14  多田温泉
大谷の同系の湯であるが分析表ではこちらの方がすこし薄くなっている。しかし透明、少酸味、無臭でかなり薄めているのではないかと推測した。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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