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脱梅雨!北海道でツーリング!

空梅雨とはいうものの、ジメジメと蒸し暑い毎日が続きます。こんな季節は梅雨がない北海道。そしてツーリングに限りますね。気持ちいい草原の風を切って走る、オートバイの魅力に迫ります。

執筆者:清水 國明

空梅雨とはいうものの、ジメジメと蒸し暑い毎日が続きます。こんな季節は梅雨がない北海道。そしてツーリングに限りますね。気持ちいい草原の風を切って走る、オートバイの魅力に迫ります。

国際A級ライダー・清水國明、北海道をツーリング!

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北海道の大自然をバイクで突っ走る!考えただけで爽やかな風を感じません?
言っちゃなんですが、あたしゃ国際A級ライダーです。オートバイに関してはちょっとウルサイ。けど、どちらかというとレース馬鹿で、ウインカーもミラーも付いていないレーシングマシーンにばかり乗ってサーキットをくるくる走っていたので、市販車にはあまり詳しくありません。

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ワイワイ仲間と走っていれば、飽きることもありません
ツーリングにはそんなに出かけていませんでしたが、やはりあこがれは北海道。その北海道へ6日間、久しぶりのツーリングに出かけました。NHK・BSのロケで、函館から知床まで1,500キロの旅。最近は走りながら仲間と話せる便利なトランシーバーがあるので、走行中も退屈しませんね。慣れないウインカーをいつまでもピカピカ点灯させていて、仲間から何十回も注意されました。函館からニセコ、日高、狩勝峠、帯広、南富良野、釧路湿原、摩周湖、別海と、あちこち寄り道しながらの気ままな旅。一日の走行距離が平均250キロ。これくらいがちょうどいい感じの疲れ方です。これ以上短いと物足りないし、長いとグッタリ。

最初の難関はウエア選び

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季節の変わり目、快適なウエア選びは難しいですが、安全性を優先しましょう
この時期のツーリングはライディングウエア、着るものが微妙です。函館市内を走っているときにはだらだら汗をかくほど暑くて、休憩のたびに昆虫が脱皮するように一枚ずつ脱いでいましたが、街を離れ峠道に入るととたんに寒くなって、また一枚ずつ着込んでいました。昔、「俺は風になるんだ」と宣言してTシャツだけでツーリングに出かけ、風邪引いて帰ってきたライダーがいます。ずっと風にさらされるので、肌は露出せず、安全面を考えても必ず長袖。できれば肘などに薄くてもプロテクターなどが縫いこまれているウエアが安心です。ボクは背中にも脊椎パッド、と呼ばれるプロテクター入りのライダージャケットを着ています。

次のページではツーリング向きのバイクとテクニックを紹介します!
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