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雨の日のアウトドア、管理釣り場へ行こう!(2ページ目)

雨ですねー。でもこんなときこそアウトドア。恵みの雨で元気に育つ植物、そして魚が元気な自然は、いつもよりも楽しかったりします。釣って食べて、雨で憂鬱な気分を吹き飛ばす、釣り遊びを教えます。

執筆者:清水 國明

管理釣り場でニジマスを釣ろう!

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釣り餌といえばミミズ。針はちょこっと、泳がすのがコツ
では、管理釣り場のニジマスの釣り方です。大きく分けて2種類。餌釣りと疑似餌の釣りです。初めての人は餌釣りがお勧めですが、ミミズが苦手、手で触れないという人ははじめからルアーやフライにチャレンジしてください。

さて、餌釣りですが、ミミズは針にちょこっと掛けるだけでオーケー。釣り針をしっかり差し込む必要はありません。針を隠すより、ミミズが水中で自然な動きをするほうがいいのです。プスッと真横に刺すだけで大丈夫。餌はミミズ、イクラ、ブドウ虫をローテーションして、順番に使うのがいいでしょう。それでも釣れないときは、竿を出さず、釣り場をしばらく休ませるのが一番です。

もちろん釣り針の大きさはできるだけ小さいほうがいいです。そして釣り糸もなるべく細いものを。釣堀で初心者が使う竹の釣竿などには、1号のぶっといラインが使われていたりしますが、餌を自然に操れませんし、魚たちはすぐに見破ってしまいます。それでも放流されたばかりのお腹のすいた魚や、群れて餌を競って奪い合ってるような状況だと、そんな仕掛けでも釣れるかもしれません。でもやがて釣れなくなります。

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釣り経験者や、ミミズが苦手な方はルアーを使ってください
そんなときは釣り糸を細くする、または使う餌を変えるのがセオリーです。0.6号ぐらい、本格的な渓流釣りでは0.3号なんていう細いラインも使います。初心者は取り込みのときにラインが切れて、逃がしてしまいがちですので、釣り人がネットと呼んでいる、魚をすくうタモ網が要りますね。

餌にしてもルアーにしても、魚に不自然さを感じさせないことが大切です。ポトンと落とした餌が、ジワーッと沈んでいき、自然に流れに乗っているときにヒットする確立が高いです。

釣った魚をその場で食べる贅沢

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釣った魚をその場で食べるにはしっかりと下処理も必要
釣れた魚はさっそく食べましょう。ニジマスの腹を割いて内臓を出すのですが、ヌルヌルしている魚をしっかり掴んで固定するコツは、エラ蓋のところに親指を差し入れてしまうといいです。そしてナイフ、包丁でスーッと切り裂き、内臓を取り出します。背骨のところにくっついているチアイを、しっかり取り除きましょう。

竹串を刺すときに、口ではなく、ちょっと残酷ですが目から刺すと焼くときに安定します。目から入れて串の先をお腹の横まで。このとき皮を突き通さず、皮一枚残して曲げながら反対側へ刺してゆき、尻尾の近くからプスリと先を出すと、見事な曲線で魚が安定します。

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塩でコーティングしたニジマスを焼きます。香りがたまらない!
尻尾、胸ヒレに化粧塩を振ります。焼け焦げてしまわないように塩でコーティングする感じです。焼き方は、遠火が原則。決して炎に直接かざさないこと。表面だけ燃えて、真っ黒になってしまいます。遠火でまず、水気を飛ばします。カリカリにミイラ化した焼き魚が一番美味しいです。水分が飛んだ後は、脂が落ちますが、この脂が燃えてでる煙にさらさないこと。これも遠火で脂が直接炭火に落ちないように工夫してください。

よーく焼けたら、後はガブリッ、とその前に、「いただきます」を言いましょう。楽しませてくれて栄養にもなる、魚の命をいただくのですから、感謝をこめて。食べ終わるまでが、管理釣り場の楽しみです。

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