三鷹の森ジブリ美術館新企画展示
「小さなルーヴル美術館」展を体験レポート
ルーヴル美術館のガラスのピラミッドをイメージしたような入口 |
ジブリ美術館は、オープンした2001年からずっと変わらずガイドのお気に入りスポット。常設展示の素晴らしさも詳しくお伝えしたいところですが、今回は、2009年5月まで、長期にわたり行われる企画展示を中心に、体験レポートをお送りします。
さて、この企画展示のテーマは、タイトルどおり「ルーヴル美術館」。世界でもっとも有名な巨大美術館を、ジブリ美術館ならではの視点で“ぎゅっと小さく”して紹介するという興味深い趣向です。
美術監督は、映画『ザ・マジックアワー』『THE 有頂天ホテル』『フラガール』などの美術で知られる種田陽平氏。ルーブルの「光」と「影」を凝縮させ、2つの展示室「フランス絵画の間」「廃墟の間」という空間で表現しています。さあ“小さな”ルーヴルの世界をご案内しましょう。
縮尺2/5の名画がズラリ!
覗き穴も楽しい第1室「フランス絵画の間」
「フランス絵画の間」の中央にはヴィーナスと椅子があります |
絵を眺めながら、いろんな想像を広げてみましょう |
覗き穴から中を見てみましょう。立体的な空間です |
穴の向こうに16世紀のパリの風景が……。別の角度から見る穴もあります |
©Museo d'Arte Ghibli
→次のページでは、第2室「廃墟の間」に足を踏み入れます。