※2008年7月執筆のお化け屋敷大特集!!ホントに怖いのはどこ?記事もどうぞ
じつは私、コースター、お化け屋敷などスリル系が大好きでございます。三半規管や心臓が弱ってきても、女の子と一緒じゃなくても、どうも足が向いてしまう…。そんな私の極めつけは富士急ハイランドの夏。学校、ホテル、病院と、聞いただけでもやばそうなシチュエーションで、次々と荒手のお化け屋敷をオープンさせてきた富士急ハイランドは、この夏病院のお化け屋敷「超・戦慄迷宮」をオープンさせる。
病院と聞いて死体置き場を想像しない?
ホラーのシチュエーションで絶対やばいのはやっぱり病院。実際、人の生死が関係する場所ですしね。ゲームの「バイオ・ハザード」や「サイレント・ヒル」なんかにも出てくる、まさにオーソドックスなシチュエーションといえましょう。というわけで、「超・戦慄迷宮」の舞台は病院。それもにぎやかな大学病院などと違って、どういうわけか廃業し、そのまま10数年間も放置され、今じゃ見るも無惨に荒れ果てちゃってるっつーんだから。さらに富士急ハイランドの奥の森の中というロケーションには汗がさーっとひいてきて、避暑気分は通り越し、のどもカラカラという感じ。ゲストはその病院の中、手術室、診察室など55もの部屋を探索しなければならないのだ!
“世界最長のウォークスルー型ホラーハウス”の記録更新
私ごとですが、お化け屋敷は好きだけど、ウォークスルーはちょっと苦手。て、やっぱり恐すぎるよん。コースターのセーフティーバーや、ライドの場合の安全な距離などありません。やりすぎのお化けが勢いあまって自分に触れるなんてシーンも可能性大なのです。で、この「超・戦慄迷宮」も、当然のごとくウォークスルー型。昨年の500メートルを超え、ギネス世界記録に認定された世界最長距離616メートルも歩かなくちゃならない。所要時間は40分という想像を絶する長さなのです。
また今回は、館内は一部迷路になっています。あまりの恐さに出るのを焦ったりすると、何度も同じところをさまよう危険性も。エンディングは2パターン用意されているので、何度でも楽しめる?こと請け合い。懐中電灯の明かりを頼りに出口を目指せ!