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GW渋滞を切り抜けろ!

いよいよGW。どこへ行っても渋滞は覚悟しなきゃいけないけれど、できるなら少しでもストレスは溜めたくない。各高速道路株式会社による渋滞予測から、首都圏を中心とした回避作戦を考えよう。

執筆者:上田 泰久

今年の連休は、長いところでは9日間もの長期休暇を取っている会社もあるとか。それならある程度渋滞もばらつきそうなものだけど、どうもそうではないらしい。ここでは、東/中/西日本高速道路会社が共同で作成している、ゴールデンウィークの渋滞予測(ドラなび)をもとに、渋滞のピークを避けて走るための作戦を考えていこう。

■下り:まずはオフピーク。渋滞のタイミングを見極める
なんといっても最大のピークは3日。これに次いで4日の渋滞が予想されている。1,2日が休みにならない人も多いから当然だが、可能なら3日はできるだけ早く出発を。それが無理なら17時以降に出発するのがおすすめだ。

●東北道下り<早朝か夕方に移動。常磐道経由も考える>


3日に出るなら6時前に浦和料金所を通過したい。7時を過ぎると、関東地方を抜けるまでに相当時間がかかりそう。ただ、夕方近くには渋滞の解消が予想されているから、早く出るより家でゆっくりしてから17時頃に東京を出発するのも悪くない。また、目的地が福島以北なら、少し遠回りでも常磐道ルートで行った方が少しは渋滞にはまらなくて済むだろう。
東北道の場合、渋滞が予想通りなら、3日出発でも14時以降に三郷JCTを通過すれば大きな渋滞にははまらずに済みそうだ。ちなみに4日もほぼ同様の傾向。この2日間を外せば、それほどひどい目には遭わないだろう。

●東名高速下り<3,4日に移動するなら中央道回りで>


3日は御殿場で未明のうちから渋滞が予想されている。大都市を結んでいるだけに、東名から名神にかけては一日中断続的に大渋滞となりそう。3日に移動するのは避けた方がいい。どうしても予定がずらせないなら、名古屋方面へは中央道回りで。こちらも相模湖東ICまではほぼ一日中渋滞するが、それを過ぎれば大渋滞には出会わないはずだ。
4日もほぼ似たような状況だが、夕方になれば少し渋滞が解消しそう。こちらも2日または5日に移動日をずらせるならそのほうがベター。もっとも、5日の午後になると再び渋滞が伸びてくる。

●関越道下り<3,4日なら夕方出発で>


3日は、大泉JCTから最大55kmもの渋滞が予想されている。そのピークは9時頃。早く出るとすれば暗いうちから出発を。そうでなければ渋滞解消が予想される16時をめどにでかけたほうがよさそうだ。
4日も同様だが、渋滞の解消時刻は14時から15時とやや早めに予想されている。
この2日間を除けばほぼ問題はなさそうだ。

●中央道下り<3、4日は八王子まで下道で行く?>


こちらもやはり3,4日の2日間が問題。高井戸から相模湖東出口までは、早朝から夕方まで渋滞が続く予想となっている。この2日のうちに出かけるなら夕方出発するか、そうでなければ、せめて八王子ICまでは国道20号など下道で買い出しなどしつつ目指すほうがベター。最初から渋滞にはまりっぱなしだとストレスもたまるし、長距離ドライブの疲れも倍増してしまう。
山間部の運転が好きな人なら、青梅街道経由で甲州市に出る道を使ってもいいだろう。早くはないけれど、少なくとも渋滞のストレスはないし、新緑の眺めをマイペースで楽しめるはず(ただし、青梅線沿いは混むので対岸の道を)。

※詳細な渋滞情報はドラなびのドライブカレンダーを参照のこと

■Yahoo!道路交通情報
5分ごとのリアルタイム交通情報をケータイでキャッチできる。出発前にパソコンから接続して、よく使うルートを登録した上でケータイにアドレスを送っておくと便利。
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