都内から日帰り圏内で、もう一度お花見しよう
桜前線は東京を一気に通り過ぎ、郊外の山々も新緑に染まり始めた。でも、まだまだ東京から日帰り圏内で桜が楽しめるスポットはいっぱいだ。4月14日現在で言えば、北関東や山梨方面、埼玉でも秩父あたりなら今が見ごろ。標高が高い場所なら近場でも楽しめるし、奥日光中禅寺湖まで足を延ばすなら、GWでさえお花見が楽しめるんだ。思い通りに動けるクルマだからこそ、見ごろにあわせて気ままに穴場スポットを探し回るのも楽しい。クルマだったら散り始めの桜吹雪の中を走るのが最高だ。
謙信平展望台から見下ろす関東平野。撮影したのは3月下旬なので、今なら桜と新緑に包まれているはず |
■栃木市観光協会
大平山遊覧道路や山頂周辺の現在の状況がわかるライブカメラへのリンクがある
山から下りたら名物のじゃがいも入り焼きそばを
栃木市環状バイパス沿いの看板が目印。 |
お腹が空いていたのでうっかり大盛りを頼んだらちょっと後悔したほどの量。ハシゴするなら欲張らないようにね |
宇都宮の餃子や佐野ラーメンはともかくとして、栃木県全体の伝統食であるしもつかれ、以前紹介した佐野のいもフライ、塩原のスープ入り焼きそばなど、栃木では妙にB級グルメっぽいものに出会うことが多いのだけど、ここ栃木市に来たらぜひ食べたいのがじゃがいも入り焼きそば。焼きそばにはじゃがいもを入れるのがここでは常識なんだそうだ。味は店ごとに違うものの、全体的にソースの味が濃いめでしっとりとした焼きそばが多い。で、とにかく安い!
クルマで行くなら、謙信平からそのまま道なりに麓に降りて、永野川を渡ってから県道11号線を片柳町の交差点で左折、100mほど先の左に大豆生田(おおまみうだ)商店がある。駐車場もあるので便利だ。量が多くて、値段も並盛りならたった300円。
栃木市観光協会で出しているやきそばmapを見ながら、昔懐かしい駄菓子屋風の店を探すのもいい。栃木市はその名の通り、かつては栃木県の中心だった町。昔ながらの蔵の並ぶ風景や古い商店なども残っていて、クルマを置いて街中を散歩するのもおすすめだ。
栃木市中心部の蔵造りの家並み。電柱がないので空が広く感じる |