『指さし会話帳<8>台湾』などでイラストを担当するほか、イラストエッセイ『大野清美的東京手繪旅記』の著者であるおおのきよみさんの新刊が登場! 台湾はじめアジアをこよなく愛し、何度も訪れてはそのときの出来事や思い出をステキでおもしろいイラストにして私たちに見せくれています。新刊ではどんな台湾をみせてくれるのでしょうか。
『おもちかえりアジア―毎日を旅心地でくらすために』
*画像をクリックすれば詳細情報などが見られます |
おおのさんが憧れだったホテルのインテリア術をはじめ、雑貨の利用法、アクセサリーや服の使い方、自分でも作れる小吃のレシピなど、ステキなイラストと写真で構成されています。知っている人は「そうそう、そうなのよね」とうなずきながら楽しめますし、次は台湾やアジアへ出かけてみようかな、というきっかけにもなるのが同書ではないでしょうか。
たとえば、P17掲載の台湾で買ったプラスティック製のほうき。赤と緑でインパクトがあって、台湾では日用品で家庭には1本はあったりするほうき。たしかに、旅行で訪れた人でも実物を見ると買ってみたくなるのですが実際に買って日本へ持ち帰ったのがおおのさんでした。空港のターンテーブルで回りながら持ち主にひきとられるのを待つほうきのイラストにはニヤっとしてしまいました。このほうきは、おおのさんの玄関で使われつつ、存在感を出しているそうです。
P116~117掲載の「台湾Sweets」、イラストと写真でスイーツそのものだけでなく、そこに並ぶお客さん、働く人などが描かれているので臨場感があふれています。
これを読むと、「次はあそこへ行ってあれを買おう」「あそこへいけばよかった~。また台湾へ行ってみよう」「こうすればうまく使えるのね」などなど、新しい発見、次の欲望が沸いてきちゃうこと間違いなしです。買ってきたものの使い道もなくて置き去りにされていた台湾の雑貨、もしも家にあったら、同書からヒントをもらって何かに活かしてみませんか。そして、そこから台湾の思い出を手軽に楽しみながら生活に取り入れて、毎日の暮らしを少しでも楽しくできたらいいですね。
また、同書は2006年9月には台湾で翻訳出版されるそうです。台湾の書店で、中国語版の同書をみかけたら手に取って、中国語の学習に役立ててみてもいいかもしれません。
書名:『旅行、從我的房間開始』
出版社:三采文化出版事業有限公司(http://www.suncolor.com.tw/)
著者のおおのさんから、All About台湾サイト読者のみなさんへ以下の通りコメントをいただきました。
おおのきよみさんからのコメント
私はいつも旅することの楽しさや、ドキドキを忘れたくないと思っています。
今回制作した「おもちかえりアジア」には、私が帰国後も旅気分を継続させるためにやっていることを、旅先での思いでとともに紹介しました。旅の前にも後に楽しめる1冊です。
また9月末には台湾にで翻訳出版されます。タイトルは「旅行、従我的房間開始」(三采文化出版有限公司刊)。台湾版には日本の暮らしを描いたページが追加されています。
ぜひご覧になって見て下さい。
書籍のDATA
<目次>
- はじめに
- Room1 Living Room
- Room2 Bed&Desk
- Room3 Closet
- Room4 Bathroom
- Room5 Kitchen
- Room7 Sweets
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