雨の日の過ごし方＞＞映像で台湾一周！

雨の台北、何をしてすごそうか悩みませんか？　買い物や散策に、雨は鬱陶しいもの。そんな時は観光資料が豊富で自由に閲覧できる「交通部観光局旅遊服務中心」へ出かけませんか？　
書籍やパンフレットだけでなく、観光や風習紹介のビデオやDVDも多いので、情報収集にもってこいです。
雨の日は、ビデオ視聴で台湾一周してみましょう。

交通部観光局旅遊服務中心

入り口はわかりにくいがこの金色の看板が目印

かつては、國父紀念館そばにあった「交通部観光局旅遊服務中心（観光インフォメーションサービスセンター）」は、現在場所を移動して敦化北路と民生東路交差点そばにあります。この施設は、なかなか知られていませんが、観光に関する資料が保管されているので台北にいながらさまざまな情報を収集することが可能、使いようによっては便利な施設です。年中無休でインフォメーションサービスを行っているので、時間のあるときにのぞいてみてください。




ビルの1Fにパンフレットコーナーと無料で使えるインターネット接続のパソコンがあります。2Fに観光旅行図書館と視聴できるコーナーがあり、こちらでビデオやDVD、CD-ROMの視聴、資料や図書の閲覧が可能です。無料で利用できるので、気軽に入ってみましょう。


オフィスビルの1Fと2F。入りにくい感じもするが気軽に利用できます。

サービス内容：1F

1Fのパンフレットコーナー

1F（正面入り口から入って左側）には、台湾各地のパンフレットが置かれています。中国語、日本語、英語で、地域別紹介や風習の紹介、PR資料などさまざま。また、インターネット接続されたパソコンが2台ほどあるので、ここから旅行情報を収集することもできます。

パンフレット収蔵一覧はこちら。


サービス内容：2Fの観光旅行図書館

図書館の入り口

1Fからエレベータで2Fへ。1Fサービスセンターの真上に、観光旅行図書館があります。中に入ったら、受付カウンターで名前を記入してください（パスポートなど身分証明書の提示は不要）。大きな荷物があればロッカーのカギを借りられるのでロッカーへ。

この観光旅行図書館には、台湾内だけでなく外国の旅行に関する書籍や雑誌、地図などが収蔵されています。専門的な旅行に関わる法規や調査報告、各種観光統計資料といった資料も収蔵、閲覧ができます。年報などの資料を収蔵し、閲覧に供しています。1Fよりは2Fの図書館の方が資料など充実していて、実用的なのは2Fです。

台湾内や外国の旅行に関するビデオ、DVD、CD-ROMなどが専用ブースで見られるのもうれしいサービスです。訪れたことのない台湾の各地を、ビデオなどでまず見てから旅行の計画を立てたり、行く時間がない場合はここで見てイメージをふくらませたりできますね。
台湾内の映像だけでなく、他国の観光ビデオなどもあるので、興味のある地域があればご覧下さい。

　
　


日本語ボランティアのアイコさん2Fの図書館には、日本語ボランティアの黄瀟涼さん、通称「アイコさん」がいます。月曜から金曜、9:00から16:30頃までいらして、日本語でお手伝いしてくれます。81歳のアイコさんはこちらでボランティアを始めて3年、本当にお元気で、日本語が達者です。館内のことや資料のことでなにか不明点があれば質問してみてください。丁寧に親切に教えてくれます。
また、日本語が懐かしくなったら声をかけてみてください。いろいろとお話をきかせてくれます。諸事情により、お休みされる日もあるようなのでご了承ください。

雨の日、でかけるのが億劫になったらここにきて、旅をした気分を味わってみませんか。アイコさんとのおしゃべりも楽しいですよ。