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散策が楽しい古い町並みに小旅行 <前編> 鹿港を歩く【名所旧跡編】(2ページ目)

彰化縣にある鹿港。古い町並みが残るこの小さな街で、懐かしい雰囲気に浸ってみた。今回は名所旧跡を紹介。次回(8月初め)は鹿港の名物食べ物や名産品を紹介予定。時間をみつけて鹿港散策に出かけよう♪

執筆者:阿多 静香

九曲巷
曲がりくねった路地が特徴
中国と交易して栄えていた頃、家がひしめきあって建てられていた。屋根と屋根の隙間もないほどで、「不見天」(空が見えない)という名前もあった。強い風や砂が舞い込むのを防ぐため、曲がりくねった路地にしたと言われている。赤レンガで作られた細い道、家の壁。ふらっと入り込んでみよう。現在は整備されて日光も差し込むようになり、暑い時期はレンガの照り返しが厳しい。
 九曲巷の入り口。ちょっとわかりにくいかも。

アクセス:中山路と民族路の交差点を、第一市場の方向へ曲がると左側に入り口を示す画像の看板がある。民族路163號と165號の間の道が入り口。もしくは、中山路沿いにある「振味珍肉包」店の脇の道を入る。

十宜樓と{足包}馬廊
九曲巷を入るとある。赤レンガと緑の瓦で作られた「{足包}馬廊」というもので、その両側の建物をつないでいる渡り廊下のようなもの。横にある建物が十宜樓で、かつてここでは毎晩墨客が集まって月を愛でては詩を詠み、書を書き、琴をならし、酒や茶をたしなんだそうだ。




  • 鹿港の概要、アクセス、天后宮・・・1P
  • 中山路老街/隘門/他のみどころ・・・3P

    ●<後編>鹿港を歩く【お土産・特産品編】はコチラ。

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