台湾/台湾関連情報

納莉台風(台風16号)による台湾の被害報告 台北・占い横町が水没!(2ページ目)

2001年9月16日夜から18日まで、台湾を襲った納莉台風。迷走を続けた結果、台北などに多大な被害をもたらしました。この時期、台湾を訪れる方、ご一読ください。

執筆者:阿多 静香


ビルの入口に土嚢を積む。
効果のほどは…


浸水した捷運の完全復旧は半年後、それまではバスの代替利用を呼びかけていますが、道路の通勤・通学ラッシュにみなさんは閉口しているのです。いつもなら捷運で10分の場所が、バスで1時間かかるありさま。しかし、タクシーに乗ったところで、自分で運転したところで、スクーターに乗ったところで結果は同じです。交通渋滞に耐える日々が続きます。

捷運は、淡水線と新店線が9月末までには復旧予定、中和線や板南線も追って復旧予定ですが、新埔から龍山寺までは部分開通予定との報道も(9月24日付『聯合電子報』)。

また、農作物を栽培する台湾中南部にも冠水などの被害があり、その影響で野菜の価格が高騰しています。たとえば、長ネギ。これまでは1kgが90NT$前後でしたが今では1kg145NT$に急上昇(9月24日付『聯合電子報』)。台湾全土の財布までをも直撃しているのです。野菜の高騰は続き、26日にはここ4年以来の上昇率で、全体で2.44%の上昇を見せています。先の長ネギの他、葉モノ(白菜やキャベツ、空芯菜など)がダメージを受けています。

正常に機能するまでには、かなりの費用と時間を要するようです。

しかし!
少し落ち着いたのもつかの間、9月25日現在、新たな台風「利奇馬台風」(19号、国際名:LEKIMA、中国語名:利奇馬)がまた猛威を振るっています。26日現在、花蓮への航空便は欠航、花東鐵路(鉄道)も運行中止、蘇花公路も通行止め。屏東や宜蘭などもかなりの降水量です。(この台風は、台風の目の中にもう一つ目ができており、台湾では「二重瞼の台風」と言われています)

納莉台風の経験から対策法を得た台湾の人々、屋根の補強や土嚢の積み上げ、食料や飲料水の確保など利奇馬台風に備えているものの、やはり心配がつきません。しかも、27日には、予定通り陳水扁総統の娘の結婚式が行われます。一番気がかりなのは陳総統かもしれません。

この時期、台湾を訪れる方、くれぐれもご注意ください。

 
コンビニエンスストアも
商品全滅で営業できず


画像提供:台北在住のフリーライター片倉氏、O氏(会社員)

参考ページ:
中央氣象局(中国語:繁体字フォントBig5が必要。英語サイトもあり)
防災気象情報サービス→台風情報(日本語)
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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