ヘッド・デザイナーのSven Tanは、新進気鋭の若手デザイナーです。(Raffles Design Institute ウェブサイト 卒業生紹介より)短期間でインターナショナル・ブランドとして急成長を遂げた『alldressedup』。現在のヘッド・デザイナーは、シンガポール人のSven Tan。地元、Raffles Design Instituteを2004年に卒業したばかりの若手ですが、ジョルジョ・アルマーニのワークショップに参加したり、Mercedes-Benz Asia Fashion Award 2004 で優勝するなど、早くから才能を開花させたデザイナーです。国際的なファッション・フェスティバルとして知られる、Singapore Fashion Festival 2005 で、alldressedupのデザイナーとしてデビュー。エキゾチックなエッセンスがちょっぴり加わった意匠を凝らした彼のデビュー・コレクションは、世界各国のファッショニスタから支持を集めました。
ヴェルサーチの姪がゲストデザイナーに!
順調な滑り出しをみせた『alldressedup』の名を更に広めたのは、ジャンニ・ヴェルサーチの姪、Francesca Versace(フランチェスカ・ヴェルサーチ)をゲストデザイナーに抜擢したこと。フランチェスカは、ロンドンのCentral Saint Martins College of Art & Designを卒業してまだ間もない25歳でした。実は、alldressedupの設立者Tina Tan-Leoは、1979年にシンガポールで初めてヴェルサーチのショップをオープンさせた人物。それ以来、ヴェルサーチ・ファミリーと懇意にしていて、もちろんフランチェスカのことも幼いころから知っていたそう……。フランチェスカのグラデュエーション・コレクションを見にきたTina Tan-Leoが彼女の作品を気に入り「一緒に何かやりましょうよ!」と声をかけ、カプセルコレクション『Francesca V』が実現しました。