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シャングリ・ラ ホテルの『ザ・ライン』 |
シリーズでシンガポールのホテルをご紹介している、<ホテル・インフォメーション>。パート6は、シンガポールの中心地オーチャードから少し入ったところに位置する
『シャングリ・ラ ホテル シンガポール(Shangri-La Hotel Singapore)』です。第3回目となる今回は、今年3月にオープンしたシャングリ・ラの新しいレストラン『ザ・ライン』をご案内しましょう。
世界が注目!カリスマ建築家の自信作レストラン
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ソルト&ペッパーミル、スプーン、フォークなど、インテリアにぴったりのアイテムが整然と並んでいます。 |
シンガポールで今話題のスポットと言えば、シャングリ・ラ シンガポールにオープンしたオールデイ・ダイニングを楽しめるレストラン、『The Line(ザ・ライン)』。ここでは、定額制のビュッフェ・スタイルでインターナショナル料理からヘルシーなメニューまで、多種多様な味を思う存分楽しむことができます。設計は、シャングリ・ラのオーナーの鶴の一声で選ばれた、世界が注目する才能豊かな建築デザイナー、
アダム・D・ティハニィ。マンダレイ・ベイ リゾート&カジノ(ラスベガス)内にある『AUREOLE(オレオール)』、ローマの高級ホテル『ALEPH(アレフ)』、世界最大のエステート・ジュエリー・ショップ『FRED LEIGHTON(フレッド・レイトン)』のNY本店など、ホテルからショップまで数々の設計を手がけています。
世界のシェフが集結
『The Line(ザ・ライン)』のヘッド・シェフは、フロリダ出身のデイヴィッド・アンステッド。14歳から料理の道に目覚めたという彼は、約20年間、バンヤンツリー プーケットやミラージュ・リゾートなど有名ホテルのレストランで活躍してきました。プライベートでは登山やダイビングなどのアウトドアをはじめ、アコースティックギター演奏、読書、描画など多くの趣味を楽しんでいるという魅力的な人物。彼のもと、地元シンガポールをはじめ、アメリカ、オーストラリア、スコットランド、ドイツ、中国など世界各国から約60人のシェフが集結し、腕を振るっています。
厳しい研修をクリアした個性派スタッフたち
ユニークなのは、ここで働くスタッフたち。今回オーナーは、あえてシンガポールでは「アウトロー」と称されるタイプの若者たちをスタッフとして採用しました。アウトローと言っても、あくまで茶髪、鼻ピアス・・・など外見だけの話。すべてのスタッフが「シャングリ・ラ ケア」と呼ばれるシャングリ・ラ グループの研修プログラムを受講し、徹底した教育を受けています。シンガポールの高級ホテル、レストランでは、通常、髪を染めていたり、顔にピアスをしていたりすると、採用されません。しかし『The Line(ザ・ライン)』では、高級ホテル内のレストランという枠に囚われず、よりお客様にリラックスして利用してもらう為に、フレンドリーなスタッフを選んだそうです。話題も豊富で、いつも楽しいスタッフたちは、すでに欠かす事の出来ないファクターとなっています。
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