イギリスでの服装のキホン……重ね着と小物で調節を

ストール
何かと便利なストール
日によっても、一日の間でも気温の変動が大きいイギリスでは、状況にあわせて簡単に調節できる服装が一番です。

季節にかかわらず、薄手のものを何枚か組み合わせたコーディネートで着回すのが賢い方法。

■コートは何を着る?

コートに関しては、旅行する時期や土地の気候と気温次第。前のページでご紹介したお天気ウェブサイトをチェックして、判断してください。ただ、真夏を除いては最低でも薄手のスプリング・コートかウィンド・ブレーカーなどが一枚あると安心。真冬の間はカシミヤやダウンのロング・コートが必要です。年によっては4月上旬でも雪が降ることがあるので、冬のコートが必要な場合もあります。

■大判ストールが便利
女性なら、大判ストールが一枚あると便利。ちょっとした防寒になるだけでなく、素材や柄などをエレガントなものにすれば、ベースがカジュアルな服装でも、即座にディナー対応のスタイルにスイッチできるスグレモノですよ。

■春や秋でもマフラーと手袋の用意を
日本ではすっかり春の4月あたりになっても、イギリスではまだまだ寒い日が続いていることも。日中は暖かくても朝晩の冷え込みは厳しいので、薄手でもマフラーと手袋があると安心です。

服装ワンポイント・アドバイス

ではここで、ガイドブック等にはあまり書かれていない、ちょっとしたアドバイスを。

■ドレス・コードは気にするべき?
事前にドレス・コードの指定がある場合を除いては、大抵の場合、スマート・カジュアルで問題ありません。

ある程度の高級レストラン等へ行く場合でも、男性ならジーンズとスニーカーを避けて、ジャケットとネクタイを着用すれば問題ありません。女性なら、コットン素材以外のワンピース程度で大丈夫。

■ミュージカルなどの観劇には、はおりものを
舞台の上演中は空調がきつめに入ることが多いので、観劇の場合には、季節を問わず何か一枚、羽織れるものがあると安心です。

■ピンヒールは、気をつけて
イギリスの歩道事情、一言で言えば、とても悪いです。石畳やブロックを敷き詰めたタイプの道が多く、しかもところどころ陥没していたり大きな隙間があったり。足を取られて転ぶ……まではいかなくても、細いヒールの靴だと、ブロックとブロックの間の隙間に挟まってしまい、ヒールがボロボロになります。1センチにも満たない隙間だというのに、何故かよくハマってしまう「魔の隙間」。ご注意あれ!

■本毛皮は、避けたほうが無難
冬には暖かい毛皮ですが、動物愛護の風潮が強いイギリスでは、本物の毛皮を身につけていると冷ややかな視線を感じることも。中には攻撃的に抗議してくる人もいるので、楽しい旅行中に不要なトラブルに巻き込まれないためにも、本毛皮は避けた方が無難です。フェイク・ファーはファッション・アイテムとして受け入れられているので、問題ありません。

>> 次のページでは、日本から持ってくると便利な持ち物について、お話しましょう。ガイドブックにはなかなか載ってない情報ですよ!