中級編(その1):あの建物に、ドキドキ潜入!
映画やニュースにもよく登場する、王立裁判所。中に入ってみよう! |
部屋数は1000を数え、廊下の長さは合計3.5マイルにもおよぶのだとか。中には裁判で裁判官や弁護士が着用するローブやかつらの展示があったりして、なかなか楽しめる場所です。
常に実際の裁判に使われている建物なので、一般の観光客を大々的に歓迎しているわけではありません。でも、中に入るのはとてもカンタン!14歳以上なら誰でも入ることができるのです。
実際に傍聴者として法廷に入ることもできますよ。「in private」 「in camera」という掲示がドアに出ていなければ、自由に傍聴が可能です。裁判は月曜から金曜の朝10時から行われ、一般の傍聴者の受付は9:30からです。セキュリティー・チェックがあるので、時間には余裕をもって出かけましょう。
裁判中の出入りは基本的には自由ですが、邪魔にならないようにしましょうね。なお、カメラやカバン、携帯電話などは持ち込めないのでご注意を。
■王立裁判所 (Royal Courts of Justice)
Strand, London WC2A 2LL
有料の見学ツアーは1月を除く毎月第一月・火曜日、11:00~13:00、14:00~16:00@料金6ポンド、要予約
中級編(その2):知る人ぞ知る都会のオアシス。映画でみた「あの場所」へ。
緑に囲まれた中庭。都会の真ん中にいるのが信じられない静けさです |
さて、この「法の殿堂」ともいえるテンプル地区は、まさに都会のオアシスのような、素敵な場所なのです。重厚な建物が迷路のようにつながり、ぽっと開けた小さな広場が小さな公園のようになっていたりして、静かな散策にはうってつけ! 法律事務所が集まる特殊な場所だけに観光客は少なく、騒々しい人ごみは皆無です。
ミドル・テンプル・ホール。逆光で見づらいのが残念ですが、本当に美しいホールでした |
あまり知られていないことのようですが、このミドル・テンプル・ホールは無料で一般公開されているのです。一般見学者の受け入れは、基本的に平日の10:00~12:00と15:00~16:00ですが、時々貸切イベントなどで使われていることがあるので、事前に電話確認すると安心です。
■ミドル・テンプル(Middle Temple)
Middle Temple Lane, London EC4Y 9AT
>>さて次のページは上級編! ちょっとした英語力とロンドンに住んでいる人(=ロンドナー)になりきる度胸が必要です。有料の観光地や人気のクラブに無料で入る方法を伝授します!