写真一枚のお値段は……?

『Paparazzi 1』
有名パパラッチのLoui Dを追ったドキュメンタリー。画像クリックで詳細が見られます
命がけでスクープを狙う理由はただひとつ。大儲けできるかもしれないから、なのです。じゃあ大儲けって、どのくらい?って、ちょっと気になりますよね?

もちろん、セレブの知名度や撮られたシチュエーション、そして持ち込み先によって、値段は大きく変わってきます。フォト・エージェンシーといわれる代理店に持ち込んだ場合、著作権は保持したまま、エージェンシーにメディアに対する売込みと料金交渉を委託する形になります。写真が売れてメディア掲載されるたびに、価格の50%前後の支払いを受けるのが一般的です。また新聞や雑誌などのメディアに直接持ち込んだ場合は、大抵は著作権の買い上げになるので支払いは一回のみ。ただし、かなりスクープ性の高い写真の場合は、著作権は撮影者が保持する傾向にあるようです。

やはり、知名度や話題性が高いほど、そして珍しいショットであるほどお値段は高くなります。お買い上げ価格の高いセレブは、イギリスのロイヤル・ファミリー、俳優や歌手、そしてスポーツ選手。特にアンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピットと、デビット・ベッカム&ヴィクトリア夫妻が高額なんだとか。

気になるお値段は、知名度の低いC級セレブのなんてことはない写真であれば一枚50ポンド(約1万2000円)程度、人気サッカー選手やそこそこ有名なタレントになると、普通に歩いているだけの写真なら200ポンド(約4万8000円)から500ポンド(約12万円)が相場のようです。そして、ナイトクラブでハメを外しているとか、違反切符を切られてる、なんていう写真になると5000ポンド(約120万円)クラス。ただし、マドンナやケイト・モスなどA級セレブになると、ただ歩いているだけの写真でも2000ポンド(約48万円)に跳ね上がります。


ロイヤル・ファミリーは別格

ウィリアム王子とケイトのニュース
ロイヤル・ファミリーのネタはトップ記事の常連
そして、ロイヤル・ファミリーともなれば、お値段も別格です。最近「復活愛」の噂が出ている、ウィリアム王子とガールフレンドのケイト・ミドルトンさんのツーショットなら、最低ラインで5000ポンド(約120万円)。状況が珍しければさらに高額になり、もし2人のキス写真が撮れたとしたら、2万ポンド(約480万円)は下らないだろう、と言われていました。

ちなみに、イギリスのメディア史上最高額で取引された写真のひとつは、1997年8月の、ダイアナ元皇太子妃の事故直後の写真。イギリスの大衆紙「サン」が、フランスのパパラッチから買った衝撃写真のお値段は、なんと30万ポンド。当時のレート(1ポンド=200円前後)にして約6000万円です。


パパラッチに大打撃を与えた、「あの出来事」

そんなわけで、パパラッチの狙いも自然とロイヤル・ファミリー周辺へ。特に、ウィリアム王子の元ガールフレンドのケイト・ミドルトンさんは、格好の標的でした。遠くから狙うだけでなく、追い掛け回してアップを撮ったり、中には不機嫌な表情を撮るために、わざと失礼な言葉を浴びせたりと、パパラッチの行動はエスカレートするばかり。そしていよいよプロポーズか?!とウワサされた2007年1月、ケイトさんの誕生日が近づくにつれ、パパラッチ攻勢は最高潮に。

そこでウィリアム王子は、パパラッチが撮影した写真を掲載したメディアに対して、プライバシーの侵害として法的手段に出る意向を発表します。これ以降、大手メディアはパパラッチ撮影の写真は使わないことを決めました。写真が売れなければ追いかけても意味がありません。商売あがったりのパパラッチは、ケイトさんの周囲から姿を消しました。

さて、ケイトさんのパパラッチ写真が使えなくなった大衆紙ですが、そうカンタンには諦めません。3月には、ウィリアム王子とケイトさんの抱擁写真がドカーンと紙面に登場しました。

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