ダニエルのフラットの外観に使われたフラット |
景色とアートを堪能する!
■元監獄を横目に、テムズ川沿いのお散歩/クリンク・ストリート(Clink Street)……ダニエルのフラット 地図ブリジットのフラット前の道を、マーケットに向かって奥のほうへ進んでいくと、右手に教会が見えてきます。その角を左折すると、クリンク・ストリート(Clink Street)という細い路地に出ます。ここが、映画の中でダニエルのフラットの外観として使われたところ。
この辺りは昔、監獄でした。現在はオフィスやフラットになっていますが、路地を挟んで今も残っている建物は、当時のまま。外観はそのままに、内部だけが改装されているんですね。
カジュアルな美術館で、アートと絶景を
元発電所を改装したテイト・モダン。いつ訪れても素敵な空間です |
これを通り過ぎて見えてくる巨大な建物が、現代アートを集めたテイト・モダン(Tate Modern)。発電所を改装したユニークな建物で、天井が高く、自然光も沢山入る居心地の良い美術館です。
美術館といっても堅苦しさはなく、カジュアルにアートを楽しめます。観光客ももちろん沢山訪れますが、ロンドンに住む人たちにも人気の、憩いの場になっています。ここだけに限りませんが、特別展を除いて入場が無料というのは素晴らしいことですね。
テイト・モダンのエントランスホールは、大きな吹き抜けになっていて、このスペースに大型の作品が設置されます。現在の展示は、ドイツ出身のアーティスト、カールステン・フラー氏の作品。これが何と、全長55mの巨大な滑り台! 鑑賞者は実際に体験できるとあって、かなりの人気です。実際の滑り台の様子はこんな感じです。2007年の4月15日までの展示なので、興味のある人は急いで!
このバーカウンターの角、花瓶の置いてある辺りに、ブリジットたちが座ってました |
最上階にあるテイト・モダン・レストラン(Tate Modern Restaurant)は、テムズ対岸の景色を見渡せる、最高の場所。映画の中では、ブリジットたちがこのバーカウンターに座って、いつもの「緊急会議」をする場面に使われています。
カフェから眺めるセント・ポール寺院。夜はもっと素敵! |
レストランの手前には、長いバーカウンターがあり、その奥にはソファでくつろげるスーペースもあります。食事をしなくても、ここで景色を見ながら休憩するためだけでも、行く価値はありますよ。
また、この1フロア下には、メンバー専用のラウンジがあります。あまり広くはないですが、座り心地の良いソファが沢山あって、ゆったりくつろげます。夏にはバルコニーにサンデッキも出ますよ。メンバー特典は沢山ありますが、このラウンジへのアクセスだけでも、年会費分(47ポンド=約1万1750円)のモトは取れちゃう!と思います。
<DATA>
テイト・モダン(Tate Modern)
所在地 Bankside, London SE1 9TG 地図
ウェブサイト www.tate.org.uk/modern/
開館時間 日~木 10:00~18:00/金・土 10:00~22:00(最終入館は、閉館時間の45分前まで)
入館料 無料(特別展のみ有料)
>>次のページでは、ちょっとしたトリビアを。ブリジットの部屋の家賃は? ダニエルの部屋の家賃に驚き!
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