日本にあってロンドンにはないモノ
日本では街頭でタダで配られているポケットティッシュ。ロンドンに来て初めて、その偉大さに気づきました。街頭で配布していないのはもちろん、お店で売っているポケットティッシュは、大判で分厚くて、ゴワゴワ。日本のそれとは似ても似つかないシロモノです。荷造りの際には、スーツケースの隙間を埋めるための緩衝材としても使えますから、入れておくと役立ちますよ。あまりにも小さくて意外と気づかないのですが、ロンドンで探そうと思うとなかなか見つからないのが、耳かきです。こちらでは耳掃除は綿棒を使うのが一般的なのです。
日本では、すでに女性の必需品となっている「折りたたみ日傘」。ロンドンでは手に入りません。そもそも街中で日傘をさすという発想がないようですね。もちろん、日傘が必要になるほどのお天気は一年に数週間ほどしかないのですが、南仏やイタリア、スペインなどへ旅行することもあるでしょうから、持ってきても後悔はしないでしょう。なおロンドンでは、曇りでも一年を通して紫外線は強いので、日焼け止めは必需品ですよ。
最後に、必需品度としてはかなり低くなりますが、あると生活の快適度がアップする一品を。それはトイレの便座カバー! こちらではバスルームにもセントラルヒーティングが入っているのが一般的ですが、それでも真冬には、あの「ヒンヤリ感」は避けられないのです……。なお、こちらでは「O型」が一般的です。「U型」は使えないのでご注意くださいね。
ロンドンでも調達できる必需品
衣類については、さしあたりのものだけを持ってくる程度でよいでしょう。荷物に入れるのは、ベーシックな日常着数着に、少しフォーマルな機会にも対応できるアイテム1、2点で十分でしょう。あとはロンドンに着いてから購入すれば大丈夫。大手デパートが集まっているオックスフォード・サーカス(Oxford Circus)周辺 や、小さなブティックがたち並ぶコヴェント・ガーデン(Covent Garden)周辺には、手ごろな値段のお店がそろっています。ただし、小柄な方はサイズの合うブランドを見つけるまでに少し時間がかかるかもしれません。また、よく質問される炊飯器ですが、機能面や中古品にこだわりがなければ、ロンドンでも調達できます。日本製のものなら、長期滞在者が帰国する際に持ち物を処分するために「帰国売り」として放出するものが、日系情報誌の広告に載っています。また、機能はかなり限られますが、チャイナタウンや家電小売店でも20ポンド前後で売っています。単身なら、鍋や土鍋で炊いても良いですね。また、電子レンジで使うタイプの小型炊飯器は、ロンドンでも10ポンド程度で売っていますが、荷物に余裕があるなら持ってきても良いかもしれません。
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