香港/香港のエステ・スパ・マッサージ

空港からすぐ! クアンスパオープン(2ページ目)

香港国際空港からすぐの場所に誕生した「Hong Kong SkyCity Marriott Hotel」。館内に入っている「QUAN SPA(クアンスパ)」は、香港では稀なヴィシーシャワーを備えています。そのスパの魅力をお伝えしましょう。

清水 真理子

執筆者:清水 真理子

香港ガイド

森のスコールに打たれるような心地良さ。「ヴィシーシャワー」の魅力

ヴィシーシャワールーム
ヴィシーシャワールーム。上のシャワーヘッドがゆっくりとワイパーのように動き身体全体を温めます。この部屋は一部屋のみなので、事前の予約がベターです
選んだのは、ボディトリートメントとアロマフェイシャル(もしくは全身マッサージ)がパッケージになった「Renew」(2時間コース$1,280。約16,102円相当)。ポイントは香港では稀なヴィシーシャワーがあるところです。

ヴィシーシャワーとは、フランスの温泉保養地であるヴィシーに由来したもので、マットに寝そべり、複数のヘッドがついたシャワーからお湯を吹き付けることで、血行を促し、保温効果を高めストレスを軽減させるというもの。元々はリハビリ用に開発されたものですが、今ではスパメニューとして知られています。

ヴィシーシャワーにかけられる時間は約1時間。マットの上にうつぶせになり、左から右へとスコールのようなシャワーが往復して体全体を温めます。心地良いヒーリングミュージックと雨のようなシャワーで、まるで森の中で雨音を聞いているような錯覚に陥ることでしょう。10分ほど全身に満遍なくシャワーを当てたら脚、腕、背中の各部位ごとに丁寧にスクラブ&マッサージ。それが終わったら今度は仰向けになって、ヴィシーシャワー、脚、腕、お腹のスクラブ&マッサージと、同じ工程を踏みます。スクラブとマッサージをしている間も、ヴィシーシャワーはずっと吹き付けられているので身体は温かいままです。

水圧は弱くはないものの、決して強く刺激するものでもありません。それでも、シャワーの後はやはり血行が促進されたため体がぽかぽかとしています。マッサージに関しては、使用されるクリームはさっぱりとしていて物足りなく感じるかもしれませんが、身体を拭き終わったあとにしっとりすべすべ肌になっていることに驚きますよ。

さて、シャワーを終えたら次はヨーロピアン・アロマ・フェイシャルです。

次のページでは、フェイシャルのプロセスをお伝えします。

※HK$1=12.58円(2009年3月26日現在)
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