秋から冬へかけての中華料理の代表格といえば、上海蟹!産地は上海郊外ですが、ここ香港では上海以上に消費してるのではと思われるほど、上海蟹だらけです。今回は上海料理レストランを紹介します。
9月下旬ごろから香港の街中では、店の軒先でカゴいっぱいに入った上海蟹に1つ1つヒモをかけるという光景が目につくようになります。それを見てると、上海蟹の季節がやってきたなぁとしみじみと感じるものです。
以前上海に留学していたときにも、もちろん上海蟹を食べる機会はありましたが、街中で蟹にヒモをといった光景はめったに見ませんでした。この光景は香港では本当によく見かけることができるので、より蟹に執着がわくのでしょうか?この季節の香港の雑誌に載ってるレストラン広告は上海蟹しかないような気がします。香港ではヒモで縛られた状態でお店やレストランに左の写真のように並べられています。
上海蟹の美味しいと言われている季節は、一般的にはメスは旧暦の10月、オスは旧暦の11月ですが、とりあえず西暦の12月いっぱいは楽しめます。今回は銅鑼湾の「上海緑楊邨酒家」で、上海蟹1パイを含んだ「大閘蟹魚翅餐」というコース料理を紹介します。“大閘蟹”というのは中国語での上海蟹のことで、広東語では“だーいじゃっぷはい”と発音します。
「上海緑楊邨酒家」は、銅鑼湾の便利な場所にあって、上海の今時の料理にほぼ近いものをいただけます。上海では季節モノだと思ってた野菜を使った料理がほぼ通年あったりと、香港なのに(だからこそ?)すごいななんて思ってしまったお店です。こちらはデザートも美味しいので、ぜひデザートも注文してください。ランチタイムだと簡単なコースになってるセットメニューもありますよ。
「上海緑楊邨酒家 Green Willow Village Restaurant」
住所 香港銅鑼湾告士打道280号世貿中心商場P4楼
Podium 4, World Trade Centre Shopping Arcade, 280 Gloucester Rd,Causeway Bay
電話 28816669
FAX 28903370
営業時間 11:30am-12:00mn