さて、この店のコンセプトが創作点心である以上、通常の飲茶よりもやはり予算を上積みしなければなりません。それでも、高いものばかりを頼まなければ一人4千円程度で満腹になります。
点心の蒸篭はだいぶ他店よりも小さめです。それに留意して何回かに分けてオーダーされるのも手です。
●今回は7種類の点心をご紹介
さて、それでは僕が先日台湾人の友達と(ちなみに台湾では夜にも飲茶をする風習があるそうです)一緒に楽しんできました。
メニュー上には60種以上の点心があるのですが、今回はそのなかでも特に美味な7種類をご紹介します。
●金箔鮮蝦魚翅餃
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早速、ゴージャスな点心をご紹介します。大きめなエビで作られた餃子にフカヒレと金箔がトッピングされたもの。
湯気で金箔がゆらゆら動いている見た目にも楽しい一品。
ここで注意しなければならないのは、この餃子は一般的なものの倍近くの大きさであるということ。
箸だけでなくレンゲも使って慎重に食べないと、フカヒレを落としてしまう危険性があるかも。60香港ドル(約1000円)。
●原隻BB鮑焼売
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小さな鮑がトッピングされた重量感のある焼売。挽肉とエビがギューッと詰まっているので食べ応えがあります。
鮑と下の焼売部分を一緒に食べるのはやはり困難なので、取り皿のなかで分けてから食べたほうがいいかも。
鮑も柔らかく仕上げられています。
冷めない程度に時間をかけて味わうとベスト?60香港ドル(約1000円)。
さて、次ページでさらに点心の紹介を続けます。