メニューのシステムは簡単です。基本セットの点心が自動的に出てくるのですが、それ以外にスープ、主菜の部からそれぞれ人数分の種類の料理を頼むだけです。
複数人数でいく場合はそれぞれ別のものを頼んで、取り皿で取り分けるほうが、楽しみが広がると思います。
●テーブルに置かれるソース、それは…
点心にはこの店自家製の「XO醤」をつけて食べるのも良いかもしれません。
ピリ辛風味満点のこのソースは小さな瓶に入ったものが198香港ドル(3200円強)でお土産として販売されているほど。そんな高級なソース、テーブルに必ず添えられるので、試す価値あり!です。
●週替りメニューの一例から
ちなみに6名様で行く場合、メニューを全種類オーダーすることができます。僕が訪れた週のメニューから、メニューの一例をご紹介します。これは2人前の分量です。
●スープの部
ホタテの味が染みわたったスープに鶏の細切り、そして柔らかい豆腐がふわっとしたスープです。
澄んだ中華スープにサイコロ大の冬瓜が煮込まれたスープ。美味しいけれど、個人的にはもう少し冬瓜が煮込んであったほうが良いような気がしました。
でも、あっさりとお腹に優しいスープです。
●主菜の部
漢字が出ない料理名なので、英語表記をさせていただきました。ハタ科の一種である魚の肉厚な部分をニガウリと、納豆のルーツともされる大豆を発酵させた黒いソース「豆鼓」で、からめた料理。
ニガウリも柔らかく、衣を着けてフライされた白身魚と妙にマッチして僕は好きです。
これを中華料理と呼ぶのか、と不思議な気分になる料理です。トマトとスクランブルエッグ風のなかに、あっさりと味付けされて煮込まれたビーフが入った料理。実は客家料理の応用編。
なんていうか、中洋折衷な気分が味わえる料理。ビーフは柔らかく仕上げられています。
●この続きがスゴイ?
さて、こんな感じで主菜は終了です。お腹一杯にしてしまうとデザートフリークの方はちょっぴり淋しい気分になるかも。だって…