ホテルの客室料金は、海の見える割合で決まる
ハワイのホテル料金は、そのホテルのグレードと客室からの眺望で細かく設定されています。部屋の広さや家具が同じでも、海が見える割合が大きいほど料金が高くなるのです。例えば、ワイキキの海沿いに建つ高級ホテルの場合、海が正面に見えるオーシャンフロントと海が見えないマウンテンビューやシティビューでは、1泊200ドルほどの差があり、4泊の滞在では日本円で6~7万円の違いに。ホテル選び同様、眺望も滞在目的に合わせて選択しましょう。各カテゴリーの特徴は、以下の通りです。■オーシャンフロント(OF)
海が全面に見える部屋。ホテルがビーチの前に建ち、海が障害物なく真正面に見える部屋と、ホテルはビーチから多少離れているが、高層階で障害物がなく海が見える客室がある。ただし、夜は暗くて海は見えない。
■オーシャンビュー(OV)
目の前に障害物が迫っていても、部屋から見える景色の50%以上が海であれは、オーシャンビュー。階数によりデラックス・オーシャンビュー(DOV)のカテゴリーを設けるホテルも。
■パーシャル・オーシャンビュー(POV)
ベランダに出て、一部海が見える部屋。ワイキキビーチ前に建つ高級ホテルでは「首を曲げると海が見えるが、正面に見えるのは隣接するホテル」という場合があるので注意。また、海から離れたホテルでも、海がチラリと見えたらパーシャル・オーシャンビュー。立地も要チェック。
■マウンテンビュー(MV)
山並みが見える部屋。オーシャンフロント、オーシャンビューのカテゴリーとは反対側の高層階に位置し、夜になるとキレイな夜景が見える。料金もお手頃。
■ガーデンビュー(GV)
ホテルの中庭や芝生に面した部屋。低層階の設定なので、少々暗めの部屋もある。
■シティビュー(CV)
街並みが見える部屋で、一番安いカテゴリー。街並みと言っても、ホテル群の美しい夜景が見える場合もあれば、駐車場や古いビルが並んでリゾート気分が半減する場合も。深夜の車の往来や早朝のゴミ収集車の騒音などにも注意。
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