モアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパで
オールドハワイにタイムスリップ
モアナ・サーフライダーの歴史は、ハワイリゾートの歴史
1901年、ワイキキビーチに初の本格ホテル「モアナ・ホテル」(現在のモアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパ ヒストリック・バニヤン・ウィング)がオープンしました。当時としては画期的な電動エレベーターをはじめ、ビリヤードルーム、書斎、バーなど贅沢な設備を完備。コロニアル様式のエレガントな佇まいから「ワイキキのファーストレディ」とたたえられ、世界の富豪たちがこぞってバカンスにやってきました。1935年には、ホテル中庭のバニヤンツリー(菩提樹)の下で、ラジオ番組「ハワイ・コールズ」の生放送がスタート。ワイキキビーチの波の音とハワイアンミュージックを37年間、世界750局を通して届け、世界中の人々が楽園ハワイへの憧れを募らせた人気番組でした。ワイキキがリゾート地として脚光を浴びるようになったのは、この番組があったからだといいます。
110年もの歴史の中で、コロニアル様式から現代風に改装されることもありましたが、シェラトンの買収、隣に建つ「オーシャンラナイ・ホテル」(現在のダイヤモンド・ウィング)と「シェラトン・サーフライダー・ホテル」(現在のタワー・ウィング)との統合後、1987年の復元改装で再び創業当時の姿へ。同時にアメリカの歴史的建造物にも指定され、数々の賞を受賞しました。現在は、ウェスティンへリブランドの際に行われた改装で、より美しく、より優雅なモアナ・ホテルに出合うことができます。