ハワイ/ハワイ島

古代ハワイアンの魂が息づく世界三大パワースポット

世界三大パワースポットの1つであり、古代ハワイからマナ(精霊)が宿る地として伝えられてきたハワイ島マウナ ラニ。リゾート内には、古代ハワイアンが残した歴史スポット、パワースポットが点在。ハワイの歴史や文化、そして、スピリチュアルなパワーに触れてみませんか?

森谷 貴子

執筆者:森谷 貴子

ハワイガイド

大地のパワーとマナが宿るマウナ ラニ リゾートへ

マウナケアとマウナロアから流れた噴火溶岩の台地に建つマウナ ラニ リゾート。宇宙のエネルギースポットと呼ばれるマウイ島ハレアカラも望む

マウナケアとマウナロアから流れた噴火溶岩の台地に建つマウナ ラニ リゾート。宇宙のエネルギースポットと呼ばれるマウイ島ハレアカラも望む

今なお活動を続けるキラウエア火山に地球創世を思わせる漆黒の溶岩台地など、地球のパワーを感じるハワイ島。なかでも西海岸コハラコーストのマウナ ラニ リゾートは、マウナケア、マウナロア、フアラライ、コハラ、そして、マウイ島ハレアカラの5つの山のパワーが流れ込む場所。古代ハワイからマナ(精霊)が宿る地と言われ、世界三大パワースポットの1つとして注目されています。

カメハメハ大王が愛したマウナ ラニ

リゾート内の歴史保存公園。神聖な儀式が行われた養殖池は、昔からの姿で保存されている

リゾート内の歴史保存公園。神聖な儀式が行われた養殖池は、昔からの姿で保存されている

マウナ ラニがパワースポットと言われる所以は、リゾートに残された古代ハワイアンの史跡です。古代ハワイで「カラフイプアア」と呼ばれたこのエリアは、マナという霊的パワーが宿る地と伝えられ、王族たちの保養地でもありました。

ハワイでは、海や山、植物や動物、岩、石など自然界にあるものすべてにマナが宿ると信じられています。マナは人間の体にも宿り、特に首長や祭司など権力者のマナは強いのだそう。マナの強い者は神に通ずると考えられていたため、彼らはもっとマナ取り込もうと、強い気が流れる地で暮らしました。

ハワイ島生まれのカメハメハ大王もマウナ ラニを保養地に

ハワイ島生まれのカメハメハ大王もマウナ ラニを保養地に

ハワイ全島を統一したカメハメハ大王は、最も強いマナの持ち主。彼は、カラフイプアアを保養地とし、没後も王家の土地として子孫に受け継がれました。王族がここを聖地として大切に扱い崇めることで、さらなるスピリチュアルなパワーを呼び込んだようです。
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