ほぼ100%の高確率で野生のイルカと泳げるロッキンガム

美しいインド洋に面したロッキンガム
西オーストラリアの州都パースの南に位置するロッキンガム。美しいインド洋に面した小さな町は、オーストラリア国内でも有数のイルカ生息地でもあります。

しかし、イルカがたくさんいるというだけで、ドルフィン・スイムが必ずできるとは限りません。実際のところ野生のことなので、会えるも会えないも、いわば運次第。

かといってロッキンガムでは餌付けなどで誘き寄せたりすることは一切ありません。とにかくただひたすらイルカのほうから近づいてくるのを待つだけなのですが、驚くことに相当運が悪くなければ、ほぼ必ず野生のイルカと泳ぐことができるのだそうです。

ロッキンガム・ドルフィンスイム最大の特徴は、野生のイルカをほぼ必ず引き寄せられる特殊な能力を持ったドルフィン・ボーイの存在。まず、船長=スキッパーがイルカの群れを見つけて移動するのですが、そのままだったらイルカは興味を持たずに泳ぎ去ってしまうかもしれません。

ここで、ドルフィン・ボーイと呼ばれるスタッフがイルカのいる海域に飛び込み、怪しげな泳ぎで海中を漂って、イルカ達の興味をそそるのです。ドルフィン・ボーイは、モーター付きの水中スクーターを使ってゆらりゆらりと自由気ままに海の中を泳いでいるだけ。けして自らイルカに近づいたりしません。

ドルフィン・ボーイの近くにイルカがやってきました!

ドルフィン・ボーイは、この地でドルフィン・スイムを始めたオーナーから直伝でイルカとのコミュニケーション能力を磨いた生え抜きの“イルカおびき寄せ係”。この係りになるには、その人の素質と訓練が大切なのだそうです。

このドルフィン・ボーイとイルカのいそうな方面を的確に探し当てる優秀なスキッパーのおかげで、ロッキンガムでは限りなく100%に近い確率で、イルカと泳ぐことができるというわけです。

次のページでは、実際にガイドが体験したドルフィン・スイムの様子と、イルカと泳いでいるうちに得られた“これまでに体験したことのない感覚”について、お伝えします。