大自然の中での朝食は最高に美味しい!

トーストといえば、朝食の定番。皆さんは、どんなトーストを食べていますか?買ってきた食パンをポイっとトースターに放り込む…。そんな人が多いことと思います。かく言うワタクシもその一人……。

しかし、世の中にはまったく同じ食パンをトーストにしても、格段に美味しく食べられるのだということを知ってしまいました!安い量産型食パンをバカうまにする方法。それは、ケアンズから2時間程度の秘境・アンダラのブッシュ=大自然の中で毎朝実践されています。

まずは、ガイド・平野が「生まれてこのかた食べたトーストの中で一番うまい!」と唸った “世界一美味しいトースト”が食べられる究極の朝食“ブッシュ・ブレックファスト”をご紹介いたしましょう!


アウトバックの生活が生んだオージーならではのトースト

ブッシュ・トーストはこんな風に焼きます!
※クリックすると詳細が見られます。

アウトバックでの生活は、厳しく過酷なものです。電気も水道も通っていない荒野で暮らす人々の知恵は、まさしく地球にやさしいエコロジーそのものであり、自然に順応した生活ならではの思わぬ発見が詰まっています。

電気トースターもオーブンも使えないところでトーストを食べたいとき、どうしたらいいか?煮炊きに使えるのは“火”、つまり焚き火のみです。ならば、その焚き火でトーストしちゃえ!というのがオージー流のアウトバック・スタイル。

アウトバックでは、調理道具もあまり揃っていないので、網などはありません。では、どうして焼いたらいいか?そう考えた時、アウトバック生活者は、針金をぎゅうっと折り曲げてW字型にし、世界一単純で簡単なトースターを作りました。

それが、右の写真のようなもの。※写真はクリックで拡大します。

これに食パンを挟み、焚き火であぶり焼にする。出来上がったトーストは“ブッシュ・トースト”といい、外はカリっと中はふんわりで、最高に美味しいのです!


大自然の中で最高の朝食を

ビリー・ティーとブッシュ・コーヒー
※クリックすると入れ方が見られます。

このふわっカリっのバカうまブッシュ・トーストが食べられるアンダラの朝食は、すべてブッシュ=大自然の中でいただきます。目玉焼きやベーコンなどのBBQ(バーベキュー)、そして一緒に供されるのは、もちろんビリー・ティーです。素朴な空き缶で入れるビリー・ティーは、オーストラリアのアウトバックならではの究極のお茶で、これまた最高に美味!

また、焚き火で入れるブッシュ・コーヒーもおすすめ。芳ばしいコーヒーの香りと周囲に広がる大自然の清々しい空気が、さらに朝食の美味しさを際立たせてくれます。※写真をクリックすると入れ方が見られます。

このような朝食スタイルをオーストラリアでは“ブッシュ・ブレックファスト”といい、アウトバックでのみ味わえる究極の朝食として人気です。私も初めて“ブッシュ・トースト”を食べた時には、目からウロコの作り方とその美味しさにびっくりしました。皆さんもチャンスがあったら是非食べてみてください!

大自然の中で朝からBBQ
さて、そんな美味なるブッシュ・ブレックファストが食べられるアンダラは、十数万年も前に流れ出た溶岩が作った世界最長のトンネル「ラバチューブ」が見られる秘境。ケアンズからさほど遠くないのに、訪れる日本人はまだほとんどいません。

知られざる『アンダラ』とは、一体どういうところなのか?…については、下の記事でご紹介!

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