オーストラリア/オーストラリア関連情報

最新!シドニーワイルドライフワールド速報(2ページ目)

シドニー中心部にオープンした最新アトラクション『シドニーワイルドライフワールド』。オーストラリア独自の動物達が一堂に会する全天候型の自然・動物系テーマパークです。その全容を詳細レポートします!

執筆者:平野 美紀

130種のユニークな動物たち

街中に突如現れた動物園とも言えるシドニー・ワイルドライフ・ワールドでは、約130種6,000もの動物達が飼育されています。他の国では見られない珍しい動物達が生息するオーストラリア。その独自の生態系を手軽に知ってもらいたいというのが、このテーマパークのコンセプト。小さな昆虫類から爬虫類そして有袋類まで、この大陸特有の動物達だけが集められています。

入口を入ると、まずは小さな昆虫達の世界。先にもご紹介した熱帯雨林に飛び交う美しい蝶やこの国特有の毒グモ、サソリや巨大蟻、先住民アボリジニ達の食料となる虫まで、マニアならずとも興味深い昆虫達が集められています。毎日日替わりで様々な昆虫達に触れられるコーナーもあり、大きさ約8cmもの巨大ゴキブリやタマムシのように美しいカブトムシなどが子供達に人気でした。

タマムシのように光るカブトムシ(左), 伝説の蝶ユリシス(右上), 巨大ナナフシ(右下)

そして、爬虫類もいろいろ。体長4.5mものパイソン(ニシキヘビ)や危険な毒蛇、小さなヤモリ類から大型のトカゲまで、オーストラリア大陸を闊歩するミニ恐竜のような面持ちの爬虫類軍団が勢揃いしています。この日はお休み(就寝?)中で見られなかったのですが、日本でも一時ブームになったエリマキトカゲもいるそうです。オーストラリアの爬虫類は、マニアなら垂涎ものの珍しいものばかり。一見の価値ありです!

サンドゴアナ 和名:砂大とかげ (右), ボイズ・フォレスト・ドラゴン(左上), 4,5mのパイソン(右下)

哺乳類は、夜行性かつ有袋類がほとんどという地球上でも珍しい大陸オーストラリア。そんな夜行性動物達の活発な姿も見ることができるように工夫されています。そこで見られるのは、絶滅の危機に瀕しているビルビーから住宅街に出没するお馴染みのポッサムまで、オーストラリア特有の様々な動物達。ワラビーやコアラ、ウォンバットといったオーストラリアを代表する動物達ももちろんいますし、一緒に写真を撮ったり触ったりできる時間もあります。

コアラ(右), クオル 和名:フクロネコ(左上), 火喰鳥の異名を持つカソワリー(左下), ウォンバット(中)

この他、カラフルで美しい鳥達のドームもあるのですが、残念ながらこの日は準備中でした。

夜10時までオープン!お得な割引チケットあり

1日数回アボリジニのドリームタイム講座もある(上)
スタッフが動物達に直に触れさせてくれる(下)

特筆すべきは、夜10時までオープンというところ。これなら日中に日帰りツアーなどに参加したり、ショッピングを思う存分楽しんだ後でもOKです。

お隣のシドニー水族館やシドニー・タワーといったシドニー市内の人気観光スポットと同系列なので、各アトラクションを組み合わせたお得なコンバイン・チケットもあります。ワイルドライフ・ワールド+水族館なら大人$36。他にも組み合わせは自由自在!

また、家族連れに嬉しいファミリー・チケットも用意されています。ファミリー・チケットは大人に引率された子供という定義であればOKなので、大人1名子供1名から大人2名子供3名まで組み合わせはいろいろ。自分達の家族構成、好きなアトラクションを組み合わせてお得なチケットを選べます。

動物園というよりは、オーストラリアの自然や動物達について知る/学ぶためのテーマパークといった印象が強い『シドニー・ワイルドライフ・ワールド』。短い滞在の場合、そしてウルル(エアーズロック)などのアウトバックや熱帯雨林散策などに出掛ける前にはとくに、一度立ち寄っておきたいアトラクションになりそうです。

詳細データ

シドニー・ワイルドライフ・ワールド
シドニー・ワイルドライフ・ワールド/Sydney Wildlife World (英語)
日本語PDFはこちら
入場料:大人/$27.10 子供(3~15歳まで)/$13.80  
ファミリー・チケット一例:大人2名,子供 2名/$64.60
コンバイン・チケット一例:シドニー・ワイルドライフ・ワールド+シドニー水族館+シドニー・タワー+オズトレック 大人/$52 子供/$27.50

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注意)この記事内でご紹介しているデータ等は、2006/10月現在のものです。
Special Thanks to: Sydney Wildlife World
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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