ノートPCやPSPをロケフリTVに
海外で見る側にインストールするLFA-PC2
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さて、海外で見るには、手持ちノートPCやPSPにロケフリのプレーヤーとなるLFA-PC2をインストールするだけ。これで、まさにロケフリな日本のテレビ視聴器が完成です!海外在住者の方はもちろん、自宅のPCでOK。
既に海外に出てしまっている場合は、LFA-PC2はCD1枚なので、郵送等で送ってもらうことをおすすめ。郵送なら、EMSという国際クーリエ便の利用で約3日程度で到着。料金も千円ちょっとです。
このLFA-PC2のインストールは、必ずベースステーションLF-PK1を自宅に設置した後に。LFA-PC2を使って、テレビを見られるようにするためには、LF-PK1側で発行されたパスワードを登録しなければならないためです。
登録が完了したら、早速日本の自宅に設置したベース・ステーションに接続!
登録がうまくいっていれば、ロケフリの画面に“砂の嵐(テレビ放送がない時のザザーという白黒の画面)” が映るはず。ここまできたら、あと一息!画面を右クリックして、「設定」から日本の自宅のある場所を設定してやればOKです。
オーストラリアでのロケフリ使用感
オーストラリアで日本のTV番組が!
(コピーライトの都合でぼかしを入れていますが、実際はもっとクリア) |
開発したソニーは、「ベースステーションと外出先での回線実行速度は、上下共に300kbps以上のブロードバンドを推奨」としていますが、実際はベース/外出先ともに1Mbps以上はないと、スムーズには見られない感じ。両側ともに、せめて500kpbs以上は欲しいところです。
日本側では比較的簡単にこの条件が満たせると思います(ちなみに、ガイドの日本の自宅もOCNの光ファイバー)が、問題なのは外出先(この場合は海外)の回線速度。現在、オーストラリアではケーブル回線を利用したブロードバンドでも1Mbpsにも遥か及ばず、実際には500kbps前後しか出ていないことも多いのです。酷い時には200kpbs程度…なんてことも。なので、画面がかなりカクカクしたり、止ったりしてしまいます。
#ちなみに、オーストラリアにおけるブロードバンドは、一般的にケーブルで最大17Mbps前後、ADSLで1~1.5Mbpsとされているのですが、実際はそんなに出たことはありません。地域によっては、ADSL2+という24,000kbps(24Mbps)まで出るブロードバンドも登場しましたが、恐らく実際にはそれほど出ていないんじゃないかと思うのと、まだエリアが狭いのが難点。日本国内なら外出先でも回線速度の問題はクリアできると思うので、きっとかなりスムーズに見られるはずです。
とはいえ、現在ではLF-PK1+LFA-PC2を合わせて購入しても28,000円程度と、3万円を切る価格で、海外でも日本のテレビが見られるのは魅力!まだ導入してないと言う方も、夏のボーナスで購入を検討してみてはいかがでしょう?
遅くて途中で止っても、なんとか見るに耐えうる範囲なので、今回は日本でのサッカーW杯報道もしっかりチェックしたいと思います!! 後は、海外側のインフラが整い、回線が少しでも速くなることに期待!?
…ここだけの話ですが、慌てて導入したロケフリですが、今回のW杯に関しては、当地の多言語放送局SBSが全試合を放映してくれることが判明。ロケフリがなくても、普通のテレビ放送で日本の試合も見られるんだそうです。ま、日本の報道の過熱ぶりでも見ましょうかね(笑)。
W杯をもっと楽しむのなら…ガイド・平野もオーストラリアから寄稿中!『地球の裏から見るW杯2006』
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