ジャンクの王道!サクサクの揚げモノ
さて、次は定番のフリット(揚げモノ)。街を歩けば、どこからともなく…クンクン、いい香り。 揚げたての香ばしい香り。なぜか、パレルモにはフリット屋さんが多いのです。 グラグラと煮えたぎる油でガンガン揚げる様子も見られます。
挑戦的な香りに我慢できなくなったら、 「コレとアレとソレ」と指差しオーダー。クルクルっと紙を丸めて作った筒に入れてくれます。エコ&アナログな 感じ。サクサク、サクサク、サクサク…。
ころんとボール型のアランチーノ。モッツァレラチーズを揚げた物。 ナスやらオリーブやらイカやら魚やら、もう、なんでも揚げちゃう!具が新鮮なだけに、 揚げ油でベットリとならず、サクサクに揚がっています。 ヒヨコ豆の粉で作った生地を平たく伸ばして揚げたパネッレは、名物です。 ビール片手に両手をベトベトにしている間、スリに会わないようご注意です。
ジャンクの極み!スティッギオーレ
「パレルモに行くなら食べてみなよ。ふふふ。」と、 シチリア人に教えられたスティッギオーレ。それは、牛の腸なのでした。 スティッギオーレは、生状態でグルグルに巻かれて市場で売られています。グロイよ~。 家で焼くと、油の焼ける匂いと煙が家中に充満するので 屋台の炭火焼を食べるものらしい。夜中、ジュウジュウと煙を豪快に出してる屋台に 行けば、そこでスティギオーレに出会えます。牛の腸、と聞いても焼肉屋さん的に言ったら「あら、そう」ですが、 パレルモでは「うえ~そんなの食べるの~?!」と嫌がられるケースも多々あり。 「勇気がある、というよりは、貪欲な食欲に御見それしました」と、賞賛(?)をいただきながら、 屋台で食べました。ごめんよ、食い意地張ってて。 レモンを絞って塩でね。
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