イタリア/シチリア島

パレルモはB級グルメ天国なのだ(2ページ目)

【SICILIA】シチリア料理は、イタリア人も一目おくほどにウマイ!新鮮な素材を使ったパレルモ料理、食べ歩きB級グルメも見逃せないゾ。パレルモ満喫ジャンクフードをご紹介!

岩田 デノーラ 砂和子

岩田 デノーラ 砂和子

イタリア ガイド

慶應義塾大学卒業。(株)リクルートを経てイタリアへ。ローマに10年、現在はシチリア州の州都パレルモ在住。 編集・制作の豊富な経験からイタリア・シチリア特集の企画執筆、WEB連載のほか、コーディネーターとしての実績も多数。現地通訳もおまかせ下さい! 国際ジャーナリスト協会会員・イタリア商工会議所認定通訳。

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ジャンクの王道!サクサクの揚げモノ

さて、次は定番のフリット(揚げモノ)。街を歩けば、どこからともなく…クンクン、いい香り。 揚げたての香ばしい香り。なぜか、パレルモにはフリット屋さんが多いのです。 グラグラと煮えたぎる油でガンガン揚げる様子も見られます。

挑戦的な香りに我慢できなくなったら、 「コレとアレとソレ」と指差しオーダー。クルクルっと紙を丸めて作った筒に入れてくれます。エコ&アナログな 感じ。サクサク、サクサク、サクサク…。

ころんとボール型のアランチーノ。モッツァレラチーズを揚げた物。 ナスやらオリーブやらイカやら魚やら、もう、なんでも揚げちゃう!具が新鮮なだけに、 揚げ油でベットリとならず、サクサクに揚がっています。 ヒヨコ豆の粉で作った生地を平たく伸ばして揚げたパネッレは、名物です。 ビール片手に両手をベトベトにしている間、スリに会わないようご注意です。

ジャンクの極み!スティッギオーレ

「パレルモに行くなら食べてみなよ。ふふふ。」と、 シチリア人に教えられたスティッギオーレ。それは、牛の腸なのでした。 スティッギオーレは、生状態でグルグルに巻かれて市場で売られています。グロイよ~。 家で焼くと、油の焼ける匂いと煙が家中に充満するので 屋台の炭火焼を食べるものらしい。夜中、ジュウジュウと煙を豪快に出してる屋台に 行けば、そこでスティギオーレに出会えます。

牛の腸、と聞いても焼肉屋さん的に言ったら「あら、そう」ですが、 パレルモでは「うえ~そんなの食べるの~?!」と嫌がられるケースも多々あり。 「勇気がある、というよりは、貪欲な食欲に御見それしました」と、賞賛(?)をいただきながら、 屋台で食べました。ごめんよ、食い意地張ってて。 レモンを絞って塩でね。

←牛をしょって市場を歩く人

さあ、そんなパレルモ&シチリアをもっと知りたくなったら、 シチリアINDEXから気になるシチリア情報ページへアクセス!

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