女の子たちが大好きなお人形は、アメリカンガール [ニューヨーク] All About

金髪の青い目だけが人形じゃない

一番人気のJess

日本だと、リカちゃん人形が私の子供のころからの人気だった。友人の家には、リカちゃんの小さな住まいがあって、家具まで置いてたりした。同様にアメリカの人気はバービーかと思ってたら、最近ではアメリカンガール（American girl）という人形が存在するのだった。大きさは１８インチ（約４５．７センチ）。抱き心地もよさそうな素材でできている。

このアメリカン・ガール。アメリカンだからって、日本人が単純に想像する、金髪の白人ばかりじゃない。ブラックもいれば、ラテン系や東洋人もいる。多民族国家アメリカならではのキャラクター設定。

カタログショッピングから始まったが、2003年、ＮＹに店舗をはじめてオープンしたという。ＬＡにもあって、シカゴがオープンと、店舗はさらに増加中。

ＮＹの店舗は、ロックフェラーセンターからすぐの5アベニューぞいにある。働いてるお姉さんに、売れ筋を聞いてみたら、「Jessかな。お父さんがアイリッシュで、お母さんが日本人なの」という。

たしかに見た目、髪が黒いからアジア系だけど、顔つきが微妙にミックス。

自分に似た人形を選ぶ

ロックフェラーの近くにあるショップ

女の子たちは、どんな基準で人形を選んでいくのか？と聞いたら、「女の子たちは、やはり自分に近いタイプの人形を選んでいくわね」

ちなみに、ここのショップでは人形と同じスタイルになれるよう、お人形をもつ女の子たちのための洋服も、人形とお揃いで売っている。人形のためのヘアーサロンもあって、人形用の小さなイスが並べてあるのが、私にしてみれば、ちょっといきすぎ？って思った。

お人形にまつわるストーリーが書いてある本も、一緒にならべられている。カフェでは、お人形と一緒に食事ができる。シアターもあるので、お人形がパフォーマンス？と思ってたら、さすがにそこまではやらないらしく、人間の女の子や大人がパフォーマンスをやるという。もちろん観客は、お人形と共に入場できる。

私も人形ずきな娘に買ってあげたくなった。ただし、まだ１歳なので、自分で欲しい人形が選べるようになってから、選んでもらおう。お値段もいいけど、親から娘へ、ＮＹ土産には最適ともいえる。