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ゲットーから這い上がった女性のセリフ メアリー J ブラッジ

ゲットーでワルな生活から這い上がったこそ言える、メアリー J ブラッジの人生に必要な立ち直りのテクニック。

執筆者:溝口 弘恵


“If you are around a situation where there are people that don’t give a damn about you - eliminate. The hate around you gets to see just how much you hate yourself. I don’t care who it is. Family, friends, brothers. ”

あなたの周りに、あなたの価値を認めない人がいたら縁を切るべきね。周りのあなたに対する嫌悪って、あなたがどれだけ自己嫌悪するのかにつながるの。私なら、それが家族だろうが友達だろうが、男関係だって切るわ。

※BETのインタビューより
photo by BET


ブラック女性の憧れの的でもあるメアリー。それは、彼女のゲットー(低所得者層が暮らすエリアの俗称)育ちでワルだった部分に魅了されてか、彼女自身の嫌悪に同情してからか?

9歳の時、ジャズ・ミュージシャンであった父が出て行ってから、母や姉と共にメアリーはNY州ヨンカースにある黒人の低所得者層が住むプロジェクト(低所得者層のための公団住宅)で姉とともに看護婦の母に育てられた。

少女の頃から万引きやドラッグ、悪いことは何でもやったという。大人の女へ成長すると、クラブ通い。アーティストとして売れてから、どんなに忙しくてもクラブには通ってたというから、凄いパワーだ。

スターになってからも、彼女は自分を飾ることなく、インタビューでもありのままの自分をさらけ出す。つき合っていた彼に虐待を受けたり、何度か自殺をはかったり、目を覚ますと殺されかけたりしていたこともあったとか。
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