ニューイングランド夏の風物詩・タングルウッド音楽祭　高原でワインと一流クラシック(2ページ目)

魅力その3 一流のゲスト、音楽
今まで私が聞いたタングルウッドの音楽祭でのゲストのラインアップは世界でも名の通った著名人ばかりです。ヨー・ヨー・マ、キャサリン・バトル、内田光子、五嶋みどり、ピーター・セルキン、エマニュエル・アックスなどなど。また、夏の時期ということもあり、実験的な試みで新鋭作曲家の音楽を初公開したりして、「歴史に残る瞬間を体験しているのかも！」と思わず興奮してみたりもします。日本では数万円もするような豪華ゲストのコンサートが芝生席が15ドルから一番高い席でも80ドルくらいと一般庶民にはとてもありがたいイベントです。

魅力その4 屋外＝自由気ままに飲んだり食べたりできる！
タングルウッドでは天井のみ覆われたシェッドというホールにステージとオーケストラ席があり、その他大勢の人は芝生にて音楽を楽しみます。芝生席は売り切れということがなく、誰でも当日チケットを購入することができます。（ただしいい席を確保するためには座席指定がないため、お花見のように早目に行って場所確保が必要。）大きなカフェテエリアがあり、ワイン、ビール、ソフトドリンク、サンドウィッチ、ピザなどを購入してテントあるいは芝生に座って楽しむことができます。オーケストラ席は別ですが、芝生席ですとお弁当を持参して、コンサートの間もシャンペンを片手に音楽を聴くこともできます。ちょっと下品にも聞こえますが、さすが避暑地に集まるおしゃれなアメリカ人達、とても静かにコンサートに聞き入ります。小さなお子さんがいる人はオーケストラ席には入れませんが、芝生席ならウェルカム。気軽にコンサートを楽しめます。

チケット購入・スケジュール
タングルウッド音楽祭の詳しいスケジュールカレンダーはこちらを参照してください。それぞれの演目をクリックすると更に詳しい出演者のインフォメーション、演目などが調べられ、チケットもオンラインにて購入することができます。ここで注意なのは小澤征爾は全てのコンサートの指揮をする訳ではないので、小澤ファンの人は小澤が指揮がどうか(Seiji Ozawa, Conductor)確認して買うようにしてください。また、芝生席は当日購入で大丈夫ですので、手数料をとられるオンラインにて購入する必要はありません。クラシック音楽以外もボストン・ポップスもあり、ポップス、ジャズなどの音楽好きの人も楽しめます。

魅力その1&2
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